水の浄化をシャンプーから取り組みましょう~持続可能な生活資材~

共創チャレンジ

2022.08.18

法人

チーム名SDGs共育分科会
共創メンバーReve21-SDGs部
SDGs共育分科会会員
摂南大学・尾山博士
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ海洋、水 / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

温室効果ガス削減を目的とする「モリンガ」※というエリートツリーから、副産物の種子を水質浄化の原料に商品開発する。※モリンガは一般的な植生の20倍のCO2を吸収するとされ、温室効果ガス削減にも貢献すると期待されています。(Villafuerte、およびVillafurte-Abonal 2009)
モリンガの植林を促進してSDGs13「気候変動に具体的な対策」事例とともに、副産物からSDGs14「海の豊かさを守ろう」に向けたESG商品の開発標準を日本から世界へと発信したい。

未来への宣言

家庭の排水溝の先に、人間・動物・魚・微生物なども水を再利用する認識。
各企業が「つくる責任」において、「環境改善」に合致した商品を開発・販売する活動を日本から発信する。
・環境改善するESG商品は、大学などと連携し効果を裏付けるエビデンスを有する商品にする。
・環境負荷を伴う原料(防腐剤など)は削減対象とし、環境リサイクルを意識した商品にする。
・価格競争による陳列販売ではなく、商品開発のストーリー販売を物販の標準にする。これにより過剰生産、廃棄ロスを軽減した物流体制にする。
・WHOで使用上限を設定された危険な水質浄化原料をいつまでも使い続けるのではなく、持続可能な植物原料を用いた凝集剤を使用する上下水処理場に変えて、安心できる技術で水資源を汚さない持続可能な未来社会を目指す。

きっかけ

未来に向けて「空気」と「水」への貢献活動
1993年 創業から植物原料の無添加シャンプーを開発
2018年 関西SDGsプラットフォーム公認「共育分科会」事務局を担う
2019年 カンボジアで植物モリンガ調査と毛髪分析を実施
2020年 ミャンマーでモリンガ植林、加工製品、貿易ルートを調査
2021年 日本薬学会に摂南大学・尾山博士と共同研究を発表
    「水質浄化シャンプー」がグローバルイノベーションフォーラム日本代表に選出
     内閣府の官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)の「スタートアップ・エコシステム形成推進事業」に採択
2022年 北米最大級のテック・カンファレンス Collision(コリジョン)2022に参加し「水質浄化シャンプー」をはじめとした環境負荷軽減に貢献する商品を北米でアピール

取組の展開

今後展開したい地域・方法2025年日本国際博覧会開催地の大阪府から
共創を希望する方々家庭の排水溝の先に、人間・動物・魚・微生物なども水を再利用することに関心のある個人持続可能な植物原料を用いた凝集剤使用に関心のある上下水処理場、企業(浄化設備を有する)

大阪・関西万博のテーマとの関わり

リーブ21が管理する管理農園で育てたモリンガを企業に鉢植え販売し、2050年カーボンニュートラル達成に向けた意識付けにする。
・日本初のカーボンニュートラル標準として、経済活動内で人間から排出されるCO2をスコープ1~3に加える。
・エリートツリーを観葉植物とした都市型植林の普及定着をする。
・環境改善するエビデンスを有するESG商品に切り替わり、消費者が意識せずとも未来環境が回復する。(SDGs14)
・ESG商品の消費が増えれば、原料のモリンガ植林が拡大しCO2吸収量も比例して拡大する。(SDGs13)

SDGsとの関わり

カーボンニュートラル 2050 は政府の達成目標だけではなく、住み続けるために必要な条件
だと感じています。
海洋は、大気-海洋間でのガスの交換(放出と吸収)を通して、大気中の二酸化炭素濃度に
影響を与えます。 人間活動によって大気中へ放出された二酸化炭素の約 30%を海洋が吸収
しており、海洋は大きな吸収源となっています(IPCC, 2013)
空気と海に向けた取り組みを、今一度、多くの方々と自分事化したいのです。

わたしたちが目指したいのは、誰でも取り組める環境対策です。 

10 年後、部屋にはエリートツリーの観葉植物で CO2 を吸収、耕作放

棄地にはエリートツリーを植林し、その副産物の種子を水質改善のた

め生活商品に活用するなどの好循環型社会を実現したいのです。 

また、大阪府堺市と連携するヘチマプロジェクトの普及により、学校でヘチマを栽培し、地域の家庭や企業がそのヘチマをタワシなどに使用する地域一体型のプラゴミ対策を全国に定着させたいのです。 

「水質浄化シャンプー」は内閣府スタートアップ支援採択、GIF2021」日本代表に選出され、未来に向けて期待されています。

1人でも多くの方々とともに共創チャレンジしたいと願っています。

(株)毛髪クリニック リーブ21(Hair Clinic Reve-21 Co.,Ltd.)
SDGs・経営企画部・広報部・医療機器事業部
取締役(Director)
西島 孝則(Nishijima Takanori)
E-mail nishijima_t@reve21.co.jp
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