IoTを活用し知育玩具をリ・デザインしよう

共創チャレンジ

2022.06.28

法人

チーム名OIT_IoT×知育玩具
共創メンバー井上 明(大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部・教授)
赤井 愛(大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部・准教授)
株式会社富士通総研 公共デジタル戦略グループ
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 科学技術、バイオテクノロジー / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 文化・芸術(アート) / 生活用品、ファッション / DX(デジタルトランスフォーメーション) / エンターテイメント / ものづくり、サービス / ロボット、AI / ダイバーシティ、インクルーシブ /

私たちの共創チャレンジ

私たち大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部では、ロボット工学科、システムデザイン工学科、空間デザイン学科の学生が協働し、様々なプロジェクトに取り組んでいます。その中のひとつの試みとして、IoTの活用による知育玩具のリデザインに挑戦します。子どもたちが楽しみながら新たな学びを経験できる知育玩具の創出には、次世代アクティブ・ラーニング手法「ReBaLe」を活用します。
* 「ReBaLe(Reverse&Redesign-Based Learning:レバレ)」は“リバース・エンジニアリング”から基礎技術の習得と新たな課題解決を行う新たな教育メソッドで、「ばらす」「わかる」「まねぶ」「創る」の4ステップで、学びを大きな成果につなげるものです。

未来への宣言

『IoTを活用した知育玩具のリ・デザイン』を通して、この知育玩具で遊ぶ子どもたちと、またこの知育玩具を創出する学生たち自身の成長を実現し、これからの社会を楽しみながら担っていくことができる伸びやかな人材の育成を目指します。

きっかけ

大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部では、2019年から3年次の演習課題として3学科の学生が多彩なプロジェクトに取り組んできました。そのひとつの試みとして、2021年度から「IoTを活用し知育玩具をリ・デザインする」プロジェクトがスタートしました。2021年度は5つの作品を制作し、中でもひとつひとつのブロックが音階を持っており、つなげるとメロディを奏でることができる『ミュージックジェットコースター』はATC主催のATC INNOVATION WEEK「SDGsアート展」で優秀賞を受賞しています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法まずは大阪工業大学梅田キャンパスでのプロトタイプ展示などを通して、希望される方には試しに遊んでいただく機会を設けたいと考えています。「ReBaLe(Reverse&Redesign-Based Learning:レバレ)」を活用した知育玩具開発やその製品化に向けては、地域を問わず、全国に向けて広く展開を想定しています。
共創を希望する方々知育玩具の製品化に向けてサポートしてくださる企業、教育機関などの方々と共創を希望しています。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博テーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の中でも「いのちを拡げる」「いのちを高める」というコンセプトに強く共感し、IoTを始めとする様々な技術の活用により、子どもが自らの能力を拡げ、高めることができる、また、それらを通して学ぶよろこび、生きる楽しさを感じられる知育玩具の創出を目指します。

SDGsとの関わり

・4番:IoTを活用した知育玩具によって、これまでにない学びの経験を創り、子どもの創造力を育みます。
・9番:子どもの頃から先端技術に触れることで、イノベーション促進や研究開発に興味のある人材育成につなげます。

私たちの取り組みに興味を持ってくださった方は、下記までご連絡ください。

大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部事務室
問い合わせフォーム:https://www.oit.ac.jp/japanese/otoiawase/index.php?id=umd