大阪から世界へ!MRで人類の健康を支えるプロジェクト

共創チャレンジ

2021.02.04

法人

チーム名株式会社テクリコ
共創メンバー杉山 崇〔(株)テクリコ〕/中村 久美子〔(株)テクリコ〕/藤本 宝泰〔(株)テクリコ〕/坂本 憲太〔(株)テクリコ/関西医科大学〕
主な活動地域日本 / 大阪

私たちの共創チャレンジ

脳卒中をはじめとする脳血管疾患後の認知機能障害に対するリハビリシステム「リハまる」を開発・運営しています。「リハまる」は最先端のMR(複合現実)技術を用いたシステムになっています。VRとは異なり現実空間を主体とした仮想現実の中でリハビリを行うことができるものです。今までのリハビリは”楽しくない・辛い”ものでしたが、”楽しく・やりたい”と思えるものとなるよう、エンターテインメント性を加味した開発を行っています。

未来への宣言

脳血管疾患後のリハビリだけではなく、予防としてのリハビリとして展開したいと思っています。特に高齢者が危機感を感じている認知症にアプローチすることで、健康寿命を延伸することがきます。在宅で予防もリハビリを行いながら、医療機関とデータ連携をすることで、早期発見/アプローチができるモデルを確立し、世界へと展開します!

きっかけ

現在まで開発を続けてきた「リハまる」では医学的エビデンスも出始め、使用感について気分不良や転倒のリスクもなく、リハビリのみならず、認知症の予防へのアプローチの可能性も示唆されてきました。認知症対策総合研究事業の報告書によると、現在、認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)は約400万人と推定されており、2050年には高齢者の4人に1人が認知症/予備軍にもなるとされています。認知症は研究が進められ、発症後に進行を遅らせることは医学で可能となってきていますが、発症してしまうと完治は困難な不可逆な疾患であり、治療法も確立されていません。MCIの段階で早くアプローチすることができれば、認知症の発症を予防することができ、健常に近い状態をキープできるという報告もあります。また、認知症予防として“頭の運動”をするように国や医療機関が促していますが、日常生活空間は三次元空間であるため、ドリルやタブレットのような二次元で実施するものだけでは十分ではありません。毎日家で楽しく三次元的にトレーニングを行うことが真の認知症予防になると考えています。このような背景から、楽しみながら効果的に行えるものは、医療機関向けだけではなく、個人にも届けるべきものであると考えました。予後のリハビリだけではなく、予防の観点で“認知症”にフォーカスすることが、今後の超高齢化社会にとって重要な課題解決となり、弊社ならそこにアプローチができると考え、2020年度から開始いたしました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法大阪でのモデルケースを確立し、世界初の取り組みとして基盤を整え、日本全国に展開するともに、大阪・関西万博を機に大阪から世界に発信し、今後の高齢化が危惧されるアジア圏の国々をはじめとした世界へと広げていきたいと考えています!
共創を希望する方々・PoCにご協力いただける病院や介護施設
・健康寿命を伸ばすための取り組みを通じた高齢者へのアプローチが行える自治体
・デバイスの普及や5Gコンテンツの配信技術の確立が行える通信事業者
・「リハまる」が常設された健康寿命が伸ばせる住宅の提供が行える住宅デベロッパー

大阪・関西万博のテーマとの関わり

一人ひとりが望む生き方を最大限に発揮できる社会の大前提として、その社会に参加できる健康状態が必要であると考えています。現状、健康状態により望んだ生き方が困難な人も多くいます。健康寿命を延伸させることが、一人ひとりの望む生き方のベースとしてあると考え、楽しく健康を実現させる仕組みを開発します!

SDGsとの関わり

日本の超高齢化社会の中で、健康寿命を延伸することは、社会全体として考えたときにも産業の発展には欠かせないことです。人々が健康ですべての人が予防に関心を持つだけではなく、実際に予防されることが健康の延伸につながります。日常生活の中で医療機関との連携がされるモデル、街づくりをすることで済み続けることができ、それは大阪、日本にとどまらず世界へと展開することを考えています。

■ 活動地域
日本 /大阪

■ 現在の活動・事業概要
①日本茜の栽培地面積約4,500㎡保有拡大中。
②日本茜を広める活動:日本茜の挿し芽講習会。日本茜の苗を頒布。岸和田あかね街道散策ツアー。日本茜染色講習会。等々実施。
③地域連携日本茜産品販売:忠岡町織物社連携で茜綿毛布。泉佐野市織物社連携で茜タオル。岸和田市織物社連携で茜綿凹凸ストール。忠岡町ニット社連携で茜毛ニット帽。等々。

■ 私たちにできること

技術・ノウハウ

関西医科大学との共同研究により開発した、MRリハビリシステム「リハまる」で、日常生活空間での効果的なリハビリを行うことができます。

 

 

 

MRリハビリ「リハまる」
リハビリ現場の課題を解決
リハビリコンテンツ

 

 

 

 

 

 

■ この共創チャレンジに関するお問合せ先 ■

電話番号:06-6343-8450

電子メール:k-sakamoto@techlico.co.jp

株式会社テクリコ ヘルステック事業部 〔担当者: 坂本 憲太 〕