公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2022.06.16
法人
本共創チャレンジでは、京都から乾燥野菜を通じた「農業の新しいカタチ」を創り、「中山間地域における農業の存続」と「日本の農業界の発展」を目指します。現在、京都北部にある京丹後、京丹波、福知山の若手生産者、福祉施設と共に一丸となって事業を進めています。 規格外野菜は1農家あたり全収穫量の3割程度あり、その数年間200-250万トンが廃棄されていると言われています。 都市部では直売所で販売することで売上になる一方で、周りを山間に囲まれ都市部から離れている中山間地域においては輸送費がかかり、規格外品として販売すると利益にならない課題があり、結果的に廃棄に至っています。 また、農地拡大においては人手が必要になり、規格外品が売上に変わると人を入れて規模拡大が望める可能性も秘めています。 私たちは「おいしい!を耕そう。」をコンセプトに乾燥野菜を切り口に、京都の農業を全国/世界に向けて発信をして、農業の存続モデルを作ります。 食品ロスの削減になって、野菜の隠れた魅力が再発見できる乾燥野菜は、農業と食卓のおいしい!を耕す存在だと信じています。さらに生鮮野菜だと気付けない風味や出せない食感で、料理と食事の時間をワクワクさせる乾燥野菜は、無限の可能性を秘めています。 だから、皆さんも新しい食べ方をどんどん見つけて、OYAOYAと農家さんと一緒においしい!を耕しましょう。
本プロジェクトを農業の存続モデルの成功事例として確立して、農業全体の活性化を目指します。 農業に対して、デザイン・ITといった要素はもちろん、生産者とはWin-Winの関係で事業を行います。 「農業の、これから。」を考える1つのきっかけとして多くの方に広まる活動にします。
「八百屋」に京都らしく「お」を付け、「野菜」の存在も薫らせたOYAOYAというブランド名には、そんな思いがこもっています。はじめまして、OYAOYA代表の小島怜(こじまれい)です。 OYAOYAは行き場のない野菜に価値を付けることで、食品ロスの削減と農業の存続に向き合う、京都発の新しい乾燥野菜ブランドです。 □規格外野菜との出会い 京都で生まれ育ち、愛媛県の有機みかん農家さんを研究対象に大学で農業を学んで、在学中にOYAOYAを起ち上げたボクは、小さい頃から野菜が大好きでした。中でも大好物は万願寺唐辛子。日の目を浴びない、野菜のおいしさと実情を教えてくれ、ブランドの事業構想が芽生えたのも、京都北部エリアの福知山でお世話になった農家さんが手塩にかけて育てる、万願寺唐辛子でした。 ただ、規格外の野菜を商品化するといっても、農業の現場を知れば知るほど課題はたくさん。福知山の農家さんを訪ねる以前、京丹後で農業をしている親友のおじいさんにも聞いた通り、形や大きさが不揃いだったり、傷のある野菜は、訳ありで安く手に入るというイメージから、値引き交渉されたり、直売所では価格競争になるため、収益にするのが難しいのです。 規格外の野菜は利益になりにくいから、買い取ってもらえるのは助かるよ。だけど、規格外だからと買い叩かずに、適正な価格で仕入れてもらいたい。 親友のおじいさんは、これまで叶わなかった願いを、そうボクに伝えてくれました。 □OYAOYAの約束 そこでOYAOYAが大切にしているのは、農家さんとWin-Winの関係であること。乾燥野菜へと生まれ変わる規格外の野菜は、基本的に農家さんの言い値で買い取っています。規格外とはいえ生産コストは変わらず、農家さんによって手間暇なども違いますから、一律価格ではなく言い値で買い取ることが、ボクは正しいと信じています。 ビジネスとはいえ、ボクが大切にしたいWin-Winの関係は、金銭面だけではありません。農業に関心がある人は多いものの、すぐに辞める人も多いと嘆かれている現場の声に耳を傾け、OYAOYAは、農家さんと長くお付き合いできる事業であり続けたいと考えています。 そして、農家さんの顔が見えるカタチで、OYAOYAの乾燥野菜が消費されることにより、皆さんと一緒においしい!を耕し、農業の存続にも取り組んでいきたいと思っています
乾燥野菜は水分がなく、旨味がギュッと詰まっているので栽培方法1つで味が大きく異なります。 さらに常温で半年間日持ちして、持ち運びに最適です。 そのため乾燥野菜を全国/世界に広げ、京都。そして日本の農業を知ってもらうきっかけの1つにします。
農業は食産業を支えているだけでなく、地方においては重要な雇用先であり、地域を支える産業です。 そのため地域内での雇用、住み続けられる町。さらには作った農作物を責任持って届ける観点で選択をしました。
お問い合わせ先
https://oyaoya-kyoto.com/pages/contact
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