防災意識UPで“いのちを救う”プロジェクト ~“自然と”生きられる社会を世界に~

共創チャレンジ

2022.03.25

法人

チーム名N-EXPO ニュージェック
共創メンバー大本雄二((株)ニュージェック)
齋藤孝樹((株)ニュージェック)
濱上公男((株)ニュージェック)
大道 賢((株)ニュージェック)
渡辺京佳((株)ニュージェック)
中村友香((株)ニュージェック)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 地域活性化 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 防災・減災 /

私たちの共創チャレンジ

当社の2050年のビジョン「共に拡げ高め合い、“自然と”生きられる社会を世界に。」の実現に向け、当社の事業内容に極めて関係の深い「防災」について、その意識向上に関するチャレンジを行い、発災時に一つでも多くの命を救うことに取り組みます。
今回は特に「子ども」に焦点を当てたいと考えています。これは子どもが災害弱者であるとともに、防災意識を次世代に継承して「持続可能な防災」としていくために重要な役割を果たすと考えたからです。大切な命を救うため、子どもの防災意識を高める。そのために関係者と共創する。これがニュージェックのチャレンジ内容です。
具体的な取り組み内容は次のとおりです。
・防災模型実験による防災教育・出前講座
・防災に関するクイズの実施
・弊社開発アプリ「オソレル」による浸水体験
・防災模型実験見学会の開催(弊社施設内)
・対象地域のハザードマップの見方・使い方の説明
・身近な防災施設の紹介、役割説明
・様々な防災情報の紹介

未来への宣言

TEAM EXPO 2025に関する活動を続け、当社の使命「自然と人を技術で結び、持続可能で快適な未来を創る。」を果たすことで、ビジョンの実現を目指し、その通過点である2030年のSDGs達成、さらにはSDGs+Beyondに貢献していきます。

きっかけ

地球温暖化が原因とみられる激しい自然災害(特に、水害や土砂災害)が頻発する中、それを原因として毎年のように尊い命が失われています。失われた命の中には、基本的な災害の知識を持ち防災意識を高くすることで救えたものもたくさんあります。要は知っているか知らないか、行動を起こせたか起こせなかったかが自身の命を救うための大きな分かれ道になっていると思います。一つでも多くの命を救うためには、防災意識を向上させる必要がある。1963年の創業以来、災害に関わるソフト対策・ハード対策の両方に携わる建設コンサルタントとしてそれを痛感していることがこのチャレンジを進めようと考えたきっかけです。

取組の展開

今後展開したい地域・方法本社が大阪のため(人材が豊富に在籍)、特に大阪での展開を考えています。
共創を希望する方々小学校、自治体、大学・研究機関、NPO法人等の防災意識向上に取り組む方々との共創を希望します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

今回、「共創チャレンジ」として掲げた「防災意識UPで“いのちを救う”プロジェクト ∼“自然と”生きられる社会を世界に~」は災害時の「命を救う」ことに直結する取り組みであり、「大阪・関西万博」は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、「Saving Lives(いのちを救う)」をサブテーマに掲げていることから、今回の取り組みは大阪・関西万博と非常に強い親和性があると考えています。

SDGsとの関わり

11「住み続けられるまちづくりを」のターゲット11.5には、水災害関連を含め災害による死者や被災者の数を大きく減らすことが謳われており、今回の取り組みはまさに、これに合致すると考えたからです。
17「パートナーシップで目標を達成しよう」のターゲット17.17には、さまざまなパートナーシップの経験や資源にもとづき、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを推奨し推進するとあり、今回の取り組みはまさに、これに合致すると考えたからです。

このチャレンジの投稿

  • 「防災教育活動(出前講座)を行いました!②」

    令和5年10月10日に姫路市立網干小学校にて小学4年生約80名に向け防災教育出前講座を実施しました。(初の弊社主催、活動開始以来最大規模です!) 普段の実施時間は30~40分程度ですが、今回はなんと3時間の授業時間を頂いたため、社員11名で模型による水災害の再現と防災クイズといった既設のメニューに加え、ゲーム形式で浸水後に避難すると徐々に進みにくくなること等を学べる『河川氾濫シミュレーション「オソレル」』、水災害かるたといった新たなメニューを充実させて実施しました。 模型による水災害の再現では、水害には様々なパターンがある(内水氾濫、津波ect…)事を学んでいただきました。また防災クイズではハザードマップの読み取り方や水害に関する知識を学んでいただきました。(防災の日(9/1)を知っていたり、水害時はスニーカーで逃げる事を知っていたりと私たちが驚かされました…難問のつもりで出題したのですが…) ⇧防災クイズの様子 ⇧河川氾濫シミュレーション「オソレル」の様子   講座終了後に子供たちに行ったアンケートでは、「水害が起きるとこんなに怖いんだ!と思った」や、「最初は『そんなに大げさな事じゃないでしょ』と思ったけど今回の体験で危ないことが分かった」など感想を頂きました。また先生方からも、「ハザードマップを持ち帰ってお母さんと確認すると言っていた子が多数いた」と報告を頂き、水災害に対する知識の蓄積や防災意識の向上に微力ながら貢献できたのかなと考えています。 子供たちが防災に興味を持って楽しそうに取組む様子を見ることができ良かったです(^^)引き続き積極的に活動を行いたいと思ます。   活動詳細を確認したい場合やお問い合わせを希望される場合は、当社HP(「TEAM EXPO 2025」 プログラム/ 共創チャレンジ)または共創チャレンジページ(共創チャレンジ N-EXPO)をご確認ください。宜しくお願い致します!

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  • 「防災教育活動(出前講座)を行いました!①」

    初めまして、「N-EXPO(ネクスポ)」です!初投稿です(祝) 私たちは(株)ニュージェック社員有志のチームで「子供たちの防災意識の向上によって災害時の被災者をゼロに近づける事」を目的に、昨年度より関西圏の小中学校やイベントで防災教育活動(出前講座)を行っております。今回よりその活動報告をさせて頂きます(^^)   2023年6月、7月に兵庫県内の小学校2校に出向き出前講座を行いました!集まった子供たちと保護者の方々には都市型水害再現模型や防災クイズを通じて水害や津波の怖さ、ハザードマップの見方、水害発生時に注意する事などを学んでいただきました!開講後のアンケートでは「災害が起きたら大変なことが分かりました」や「クイズが面白かった」などの感想を頂き、防災意識の向上に貢献できたのかなと考えております。 都市型水害再現模型を使って説明をしている様子 防災クイズの様子   また当社は、「流域治水に取り組む企業等や流域治水の取り組みを支援する企業等を幅広く周知するとともに、流域治水に資する取り組みを促進すること」を目的として国土交通省が創設した「流域治水オフィシャルサポーター」にも登録されており、当活動を通じて「流域治水」に関する周知活動も行いました。私たちは今後も積極的に活動を行う予定です!! 活動詳細を確認したい場合やお問い合わせを希望される場合は、当社HP(「TEAMEXPO2025」プログラム/共創チャレンジ)または共創チャレンジ一覧(共創チャレンジ「N-EXPO」)をご覧ください!よろしくお願いいたします!

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