私たちの共創チャレンジ
当社の2050年のビジョン「共に拡げ高め合い、“自然と”生きられる社会を世界に。」の実現に向け、当社の事業内容に極めて関係の深い「防災」について、その意識向上に関するチャレンジを行い、発災時に一つでも多くの命を救うことに取り組みます。
今回は特に「子ども」に焦点を当てたいと考えています。これは子どもが災害弱者であるとともに、防災意識を次世代に継承して「持続可能な防災」としていくために重要な役割を果たすと考えたからです。大切な命を救うため、子どもの防災意識を高める。そのために関係者と共創する。これがニュージェックのチャレンジ内容です。
具体的な取り組み内容は次のとおりです。
・防災模型実験による防災教育・出前講座
・防災に関するクイズの実施
・弊社開発アプリ「オソレル」による浸水体験
・防災模型実験見学会の開催(弊社施設内)
・対象地域のハザードマップの見方・使い方の説明
・身近な防災施設の紹介、役割説明
・様々な防災情報の紹介
未来への宣言
TEAM EXPO 2025に関する活動を続け、当社の使命「自然と人を技術で結び、持続可能で快適な未来を創る。」を果たすことで、ビジョンの実現を目指し、その通過点である2030年のSDGs達成、さらにはSDGs+Beyondに貢献していきます。
きっかけ
地球温暖化が原因とみられる激しい自然災害(特に、水害や土砂災害)が頻発する中、それを原因として毎年のように尊い命が失われています。失われた命の中には、基本的な災害の知識を持ち防災意識を高くすることで救えたものもたくさんあります。要は知っているか知らないか、行動を起こせたか起こせなかったかが自身の命を救うための大きな分かれ道になっていると思います。一つでも多くの命を救うためには、防災意識を向上させる必要がある。1963年の創業以来、災害に関わるソフト対策・ハード対策の両方に携わる建設コンサルタントとしてそれを痛感していることがこのチャレンジを進めようと考えたきっかけです。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
今回、「共創チャレンジ」として掲げた「防災意識UPで“いのちを救う”プロジェクト ∼“自然と”生きられる社会を世界に~」は災害時の「命を救う」ことに直結する取り組みであり、「大阪・関西万博」は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、「Saving Lives(いのちを救う)」をサブテーマに掲げていることから、今回の取り組みは大阪・関西万博と非常に強い親和性があると考えています。