今の社会でどこまでできる? 〜実践者としての博士〜

共創チャレンジ

2022.04.07

法人

チーム名じぃさいす
共創メンバー京都大学思修館 総合生存学研究会
主な活動地域日本
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 循環型社会、サーキュラーエコノミー / Society5.0 / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

実践的なグローバルリーダーを育成するプログラムに所属している博士課程の学生グループが、現代社会が直面する様々な課題に挑戦していき、「新しいみらいのカタチ」を提唱します。
人文学、自然科学、社会科学、情報科学など様々な専門分野を持った学生が協働してプロジェクトを立ち上げ、それぞれの学術的視点を用いて共同研究として複合的な課題解決を目指していきます。産学共同等を通してただ研究として終わらせるのではなく、実践的な取り組みを行います。
博士を今後の国際社会で活躍する「実践者」とみなし、学生主体のプロジェクトを通してSDGs などに挙げられている課題に取り組んでいきます。

未来への宣言

デジタル化、グローバル化によって社会は大きく変動しています。新型コロナウイルスの流行も相まって、未来を予測することは非常に難しくなっています。VUCAと呼ばれるこの時代を、今の社会は生き抜くことはできるのでしょうか。今後求められる構造の変化とは何か。博士課程という立場で実践を目指します。

取組の展開

今後展開したい地域・方法京都、関西を中心に、日本全国に広く展開していくことを考えています。「何のために博士号を取りたいのか」を発信し、学生だけでなく企業、自治体などさまざまな方々と「今の社会でどこまでできるか」ということを討論していきます。
共創を希望する方々文系理系を問わず、社会問題に関心を持つ方々や企業、自治体など

大阪・関西万博のテーマとの関わり

今後の国際社会で活躍する「実践者」である博士課程の学生が主体となるこのプロジェクトは、今の社会の構造を捉えなおし、どのように共に生きるかということに重きを置いています。これは2025年の大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」と共通する視点が含まれており、それをどう実践するかという提案ができると考えています。

SDGsとの関わり

私たちのプロジェクトは17個すべてのゴールにつながっています。特に関わりが強いのは4番、16番、17番です。
大学院の学生が主体となって行うため、教育に関連する4番。今の社会のあり方に疑問を持ち、より包括的な構造とはどのようなものなのか、ということに焦点を当てているため16番。最後に、それらを実現するために様々な分野の人材と協力することが必要なので17番を選択しました。

大阪からほど近い京都大学において勉学に励む私たちにとって、大阪万博は地元から全国に、そして世界に発信できる貴重な機会です。私たちは、社会に資することこそが、博士課程の学生に求められることであると考えています。共創チャレンジは、実社会の中でどのように社会に貢献することができるのか、身をもって体験することのできる良い機会となるでしょう。その経験を糧に、より良い博士人材となれるよう精進していきます。