私たちの共創チャレンジ
成長が早い早生樹を耕作放棄地や荒廃農地へ植樹し、チップを多量に消費するバイオマス発電やボイラー等の設備へ燃料材として安定供給を行うプロジェクトを開始します。本来は建材用の資源となる木材を伐採せずに山を維持・管理し続けることができ、また、早生樹の成長にはCO2を多く吸収する特性があるため、温室削減効果も同時に期待できます。
未来への宣言
耕作放棄地や荒廃農地の有効活用を通じて、エネルギーの安定供給、木材資源の保全・山林の維持、CO2削減に貢献します!
きっかけ
バイオマス発電用の燃料チップとしての木材供給は年を追うごとに急激に増加しており、間伐材や一般木材を燃料とした大規模な発電設備が更に各所で計画されており、燃料調達量の維持・確保が急務となっております。しかしながら、山の境界線未確定に伴い森林経営計画が策定できず山に入れない地域も多く、また、人出不足や初期導入費用が高額な林業機械を導入できない、急峻な地形で林道未整備のため林業機械が使用できない、貯木場を設けることもできない、等、様々な要因により、需要と供給のアンバランスが発生している状況です。そのような課題を解決すべく、本件プロジェクトを開始しました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
持続可能な社会・経済システムの構築により環境問題の解決に貢献することは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と関わりが深いものと考えています。