私たちの共創チャレンジ
2023年5月、大阪市生野区の御幸森小学校跡地に、多文化共生の新たな拠点『いくのコーライブズパーク(略称:いくのパーク)』をオープンしました。
大阪市生野区は、住民のおよそ5人に1人が外国籍という日本で最も外国籍人口比率が高い地域です。
私たちは、外国人も日本人も、どんなバックグラウンドを持つ人も、誰もが暮らしやすいまちづくりの拠点を作り、事業を通じてまちの課題解決に取り組みます。
コー(Co):共に生きていく事
ライブズ(Lives):尊厳を持つ『人』であるという事
パーク(Park):開かれた『場所』であるという事
という想いを施設名に込め、コアバリューとして掲げています。
機能として、〈繋ぐ〉〈学ぶ〉〈食べる〉〈働く〉〈集う〉〈楽しむ〉〈伝える〉〈守る〉
の8つをベースに、様々な飲食店舗や教育プログラム、アート・スポーツ、地域発信拠点など
幅広く多分野に精通した場所、多文化が入り混じる場所として、
『Leave no one beside=誰一人取り残さない世界』を実現し、世界に発信していきます。
未来への宣言
『いくのコーライブズパーク』を多文化共生の新たな拠点とし、
生野区全体を誰もが暮らしやすい「全国No.1のグローバルタウン」へ進化させることを目指します!
きっかけ
約60ケ国もの外国籍の方々が暮らす、まさにグローバルタウンである生野区。
一方で、少子高齢化に伴い生野区は学校の再編を進め、9校の学校が統廃合となることに。
9つの学校跡地を新たな学びの場、多文化・多世代が関わる場を実現するという構想のもと、御幸森小学校の跡地活用の事業者選定プロポーザルが実施されました。
生野区を拠点に新たなまちづくりにチャレンジすべく、
これまでローカルディベロッパー事業を実施してきた「株式会社RETOWN」と
生野区地域の課題解決に取り組んできた「NPO法人IKUNO・多文化ふらっと」の
2社が共同事業体としてタッグを組み、プロポーザルに挑戦し採択されました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
▶いのちを響き合わせる:個性あるいのちといのちを響き合わせ、「共鳴するいのち」を共に体験する中で、一人ひとりが輝くことのできる世界の模式図を描く。
異なる文化を持つ人々が住む生野だからこそ、
個性が交わり合ったとき、他のまちにはない大きな魅力となると信じています。
住む人にとっても、訪れる人にとっても「個」の違いを心地よく、おもしろく感じることができるような
「全国No.1のグローバルタウン」を目指します。