大正区を水辺のターミナルタウンへ!TUGBOAT_TAISHOプロジェクト

共創チャレンジ

2022.04.07

法人

チーム名TUGBOAT_TAISHO運営事務局
共創メンバー松本篤(㈱RETOWN)
中岡麻緒(㈱RETOWN)
恒藤啓志(㈱RETOWN)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ食 / 文化・芸術(アート) / エンターテイメント / 音楽 / 地域活性化 / 海洋、水 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 観光、インバウンド / モビリティ、交通 /

私たちの共創チャレンジ

《水辺のターミナルタウンを目指して》
「水都大阪」といわれるほど、河川が行き交う大阪。
しかし、同じく水の都と称されるヨーロッパの国々のように、水上交通はあまり発達していません。

船での移動は、ゆったりと川から見るまちの景色を堪能しながら移動できるのが魅力です。
船が行き交う日常の風景を創り出し、大阪をもっと元気にしていきたい。私たちはそんな想いを持っています。

大正区は、大阪の交通の大動脈であるJR環状線、地下鉄の長堀鶴見緑地線が通り、
大阪市内の主要地点からのアクセスが良く、さらに船を使うとベイエリアまで30分以内で到達することが可能です。

電車と水上交通を組み合わせることで、ベイエリアへのアクセスがとても便利になる場所。
水上交通を発達させるうえで、これだけ好条件な立地は他にありません。

大正区を大阪市内とベイエリアを繋ぐ「水辺のターミナルタウン」として機能させるべく、
私たちは「川の駅」TUGBOAT_TAISHOを拠点に、様々なジャンルの方々と交わり「水辺」を軸とした多様な取り組みに挑戦していきたいと考えています。

例えば、
・USJ、夢洲への定期航路開通
・大阪市内の川の駅間での定期航路開通
・新たなクルーズコースの運航
・川を綺麗にするプロジェクト
・船上でのライブパフォーマンス
・川にプロジェクションマッピングを映し出すアートイベント
などです。

大正区を「水辺のターミナルタウン」として機能させ、
大阪の水辺がもっと多くの人々に愛され、船がひとつの交通の“足”として利用される未来を目指します。

未来への宣言

大阪市大正区を「水辺のターミナルタウン」として機能させることで
「水都大阪」にふさわしい水上交通の発展を目指します!

きっかけ

今、日本では多くの地方自治体が危機的状況にあります。
2040年には現存する全国の地方自治体のうち約半数の49.8%にあたる896市区町村が消滅する可能性があるという試算が発表されています。
この現実は地方のみならず大阪市という大都会にある大正区も直面しています。

「人口減少」という大きな課題を抱える大正区ですが、
①主要エリアからのアクセスが良好
②家賃が割安
③空き家物件が多数存在する
という3つの要素を持っています。
私たちはこの3つの要素を「まちの伸びしろ」と捉え、
大正区の特性を活かした「新たな役割=水辺のターミナルタウン」を与えることでまちの価値が向上するという考えのもと、本プロジェクトはスタートしました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法TUGBOAT_TAISHOを1つの拠点とし、大正区内の商店街や地元企業、クリエイター、舟運事業者様などと繋がり、
「水辺」を軸とした新たなコミュニティーや事業を生み出すことで、大正区のみならず大阪・関西の魅力創出と活性化に取り組んでいきたいです!
共創を希望する方々・大正区、大阪の水辺を愛する方々
・アーティスト(音楽、アート)
・ものづくり職人
・映像クリエイター
・舟運事業者様
・河川を綺麗にする技術を持つ企業様

大阪・関西万博のテーマとの関わり

▶いのちを高める:遊びや学び、スポーツや芸術を通して、生きる喜びや楽しさを感じ、ともにいのちを高めていく共創の場を創出する。

TUGBOAT_TAISHOの施設コンセプト「つくるが交わる。」

食×音楽×アート×水辺を掛け合わせたこの場所に、
異なる文化・世代・特性を持つ人々が集い、自然と化学反応が生まれ、あらたな価値と魅力が創出される。
交わり共創することで生まれる、生きる喜びや楽しさ。
どこでも同じじゃない、大正区だからこそできる“おもろい”空気感を醸成します。

SDGsとの関わり

それぞれのまちに合った魅力、価値を丁寧に見つめなおし「そのまちに住む理由=新たな役割」を付与することで、都市の一極集中化を緩和し、より持続可能なまちづくりを実現することができると考えています。

「水辺」を軸としたプロジェクトを通じて、水の大切さや環境問題に対する情報発信にも取り組んでいきます。

TUGBOAT_TAISHOとは》

TUGBOAT_TAISHO(タグボート大正)は、大正区の最北端にある尻無川の川辺に位置し、大正区のまちづくりを力強く引っ張っていくタグボート(引き船)の役割を担う複合施設です。
「人口減少」という大正区の課題に対し、「水辺」「沖縄」「ものづくり」といった大正区が元来持っている要素を活かした「新たな役割」を付与することで、交流人口や関係人口を増やし、定住人口増加につなげます。

1弾として、20201月に合計17店舗の飲食店が軒を連ねるフードエリア、DJやライブ、アートイベント等を開催するイベントスペース、「川の駅」としての機能を持つ船着き場がオープンしました。

2弾としてクリエイターが集うエリア、
3弾として日本初となる川に浮かぶホテルをオープン予定です。

「つくるが交わる」という施設コンセプトのもと、フード、アート、音楽、水辺などの要素をかけ合わせ、大正区だからできる場づくり、まちづくりに取り組んでいます。

 

《問い合わせ先》
株式会社RETOWN
TUGBOAT_TAISHO運営事務局
tugboat_taisho@retown.co.jp