私たちの共創チャレンジ
大阪樟蔭女子大学の学生によるチームで、世界各国の様々な家庭料理を紹介しあい、人のつながり、輪、“smile chain※”を築いていきます。
『食(料理)』という切り口から、「いのちの大切さ」、「資源のありがたみ」等を学び、持続可能な地球環境の保持を目指す人の繋がりができることを目的としています。
この “smile chain”を構築するために、世界の国の人々から料理やそのレシピを募り万博参加の国々の料理レシピ本を作成します。
学内の教員や留学生、地元東大阪市在住の外国人の方々をはじめ大阪・関西のみならずSNSを介して広く料理レシピの情報を共有します。
また、お互いの国の代表的な料理レシピを持ち寄り、教え合い、そして料理をして試食するというイベントを開催します。
※“smile chain”とは:
笑顔をチェーンのように繋ぐという意味で、私たちの考えたキーワードです。
未来への宣言
『もったいない!同じ空で繋がっている国の料理を知らないなんて。』
私たちは、異国の代表的な家庭料理を日常の家庭でも作ってもらい、世界のみんなが笑顔になり、人と人とが繋がる鎖“smile chain”を起こします。
そして、異国の食事スタイルを共有することで、2025年の『大阪・関西万博』から世界に、『食の新しい風』を吹かせます。
きっかけ
大阪樟蔭女子大学では、これまで地域社会が抱える諸問題を特に学生のアイデア・行動力を活用して課題解決に取り組んできました。
その学生のサポートは、大学関連組織として「くすのき地域協創センター※」が担っています。
このセンターでは東日本大震災の復興支援も行い、漢字は違うが意図するところは同じ「協創」と「共創」でつながりがあります。
今回のチャレンジも元々、このセンターに応募したプロジェクトの一つです。
START UP! -さあ立ち上がれ、どん欲に知識を吸収しよう- はコロナウイルス感染拡大により、レストランなどが時短営業や休業することで、お家ごはんの機会が増えていく中、偏った食生活を送りがちになり不健康な食生活を送っている学生を対象に、食生活を見直していただき、正しい知識を蓄え、改善を働きかける機会を設けることを目的としたプロジェクトです。
また、食品ロスの減少やレストランのような食事を簡単に家で食べられるようになることで食の楽しみを思い出し、QOLの向上を計り、共食の大切さを伝えていく取り組みを行っています。
ステップアップして今回のプロジェクトでは世界各国の方々とつながりたく思っています。
※「くすのき地域協創センター」:
https://www.osaka-shoin.ac.jp/univ/social/kusunokicenter/
大阪・関西万博のテーマとの関わり
『食(料理)』を通して、「いのち輝く未来社会へのデザイン」を考えていきます。
万博という世界規模のイベントの究極の目的であるコミュニティ創出に関わっていきます。