公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.09.27
法人
2011年の東日本大震災によって壊滅的とも言える被害を受けた宮城県亘理町の約120haにもおよぶ海岸林の再生活動とその活動を通した地域の活性化や地元の方々のウェルビーイングの支援にチャレンジします。
・震災前のように緑豊かな海岸林を立派に再生させます。 ・震災前のように子供たちの明るい笑い声、住民のみなさんの楽しい語らいを海岸林に響かせます。 ・地域やボランティアの方々とのパートナーシップで、災害に強い新しい街づくりに貢献します。 ・復興の過程で培った新しい技術や知見と古くから継承されてきた文化を融合させた新しい産業の構築、経済の活性化に貢献します。 ・震災と復興を後世に語り継ぐための人材育成やアーカイブ構築ならびに観光を通した未来への継承を推進します。
亘理町の海岸林は古くは藩政時代から育まれ、町の特産品であるイチゴの栽培や米づくり等を支え、沿岸地域に豊かな暮らしをもたらしてきました。昔からこの地域で暮らす人々にとってはもちろん、その環境をよりどころとするたくさんの生き物たちにとっても、海岸林は本当に大切でかけがえのないものであり、当社は、「先祖代々受け継がれてきた、この町の原風景を取り戻したい」「おらほ(私たち)の森を復活させたい!」そんな地域住民の想いを形にすべく立ち上がったわたりグリーンベルトプロジェクトの趣旨に大きく賛同し、震災の翌年2012年から社を挙げてその再生活動の支援を続けてきました。採種から苗木作り、植樹をはじめ、活動を通した地域住民との交流、未来へ向けたワークショップ、特産品の紹介・販売協力、当社ツアーを通した当社顧客へのアプローチ等積極的に取り組んできています。
同じ思いを持った人々が互いに手を取り合って、肩を組んで、いのちあるモノ・コトを大切に守り、育んでいきます。その思いがグローバルに広がっていくことも目指しながら。 そしてその思いが大きく太くなればなるほど、失った大切なものを取り戻せる可能性も増幅していき、自らの成長にも繋がるものと確信します。
災害によって多くのものを失った地域が復興を目指して奮闘しています。そこには生と死のはざまを体験し、生活も教育も仕事も産業も経済もすべて失い、生きがいさえも失いかけた絶望から何とか気力を振り絞って立ち上がってきた人々がいます。SDGsどころではなかった人々が改めてSDGsの目標を振り返ると、そこには復興の精神が詰まっていたと感じる方々も少なくないと思われます。その中から、私たちの活動により近い目標がSDGsの目標と重なります。そのゴールにはより力強い復興への道が開かれていることを信じて!
KNT-CTホールディングス株式会社 /
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大阪・関西万博事業推進部
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