廃棄野菜のアップサイクルチャレンジ!

共創チャレンジ

2022.05.12

法人

チーム名Team Vege-Paper
共創メンバー山田紗矢香(こと京都株式会社)
小田勘太(こと京都株式会社)
木村照夫(NPO法人 未利用資源事業化研究会 理事長)
小田涼太(三晶株式会社 中央研究所)
松井一樹(株式会社川星)
主な活動地域日本 / 京都
活動テーマ地域活性化 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / ものづくり、サービス / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

いま、脱・石油化を目指し、植物由来の原材料を用いたライフスタイル(衣食住)を推進する「プラントベースワールド」の構築が注目されています。
そのような中、野菜の分野では豊かで安心・安全な食生活に向け、高い製品基準が求められる一方で、見た目で選別・調整され、行き場の無くなる資源として「残渣」がたくさん排出されます。
これは、伝統野菜である九条ねぎも同じ。野菜には植物が本来持ち合わせる、自然由来の繊維がたっぷり含まれています。
この繊維を、自然の力として無駄なく有効活用するため、抄紙原料として用いてシート化を試み、包装材料、文具素材、紙原料やプラスチックの代替利用として、「環境に優しいモノづくり」を目指し、チャレンジしています。

未来への宣言

脱石油、省資源、ゼロエミッションの社会構築を目指して、植物由来であるプラントベースワールドを廃棄物利用の観点から実現する。

きっかけ

例えば我々Teamが関係する九条ねぎの生産過程において、現在40%近い生産原料が無残にも廃棄されている。
その量は、生産圃場から加工工程の間で年間約800トン(自社)。
廃棄物を未利用資源として捉え、新しいものづくりを進める事で、プラントベースワールド実現の一端を担えると考えました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法<地域・方法>
全国の野菜関連地域に対し、技術ノウハウ、資源利用方法を普及
共創を希望する方々<共創を希望する方々>
①全国農業法人、農協、食品加工企業
②野菜シートを活用したい容器包装、文具等関連等企業
③野菜シートのアプリケーションを考えていただける学生の皆様
④野菜シート加工業者様

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大切な資源を無駄にせず、新たな雇用を創造するため、一緒に活動して頂ける方々と循環型社会を目指していきます。
「いのち輝く未来社会のデザイン」。食べること、生きること、未来に残すこと。プラントベースワールドの実現を目指します。

SDGsとの関わり

SDGs8:あたらしいモノづくりを創出することにより雇用を拡大し、経済成長につなげます。
SDGs12:野菜の生産者としての作る責任、消費者の立場としての使う責任を再考します。
SDGs13:廃棄物を削減しCO2排出量を抑制します。
+SDGs 17:異業種/異専門家がコラボすることによって循環型社会を実現します。

サスティナブルな将来の実現に向け、動き出しました。とは言え、小さな生産者であり、小さな集まりです。共に、共創に向けて動き出せる方、共に進んでいきましょう!

連絡先:こと京都株式会社 山田紗矢香

mail:s.yamada@kotokyoto.co.jp