公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2022.05.12
法人
いま、脱・石油化を目指し、植物由来の原材料を用いたライフスタイル(衣食住)を推進する「プラントベースワールド」の構築が注目されています。 そのような中、野菜の分野では豊かで安心・安全な食生活に向け、高い製品基準が求められる一方で、見た目で選別・調整され、行き場の無くなる資源として「残渣」がたくさん排出されます。 これは、伝統野菜である九条ねぎも同じ。野菜には植物が本来持ち合わせる、自然由来の繊維がたっぷり含まれています。 この繊維を、自然の力として無駄なく有効活用するため、抄紙原料として用いてシート化を試み、包装材料、文具素材、紙原料やプラスチックの代替利用として、「環境に優しいモノづくり」を目指し、チャレンジしています。
脱石油、省資源、ゼロエミッションの社会構築を目指して、植物由来であるプラントベースワールドを廃棄物利用の観点から実現する。
例えば我々Teamが関係する九条ねぎの生産過程において、現在40%近い生産原料が無残にも廃棄されている。 その量は、生産圃場から加工工程の間で年間約800トン(自社)。 廃棄物を未利用資源として捉え、新しいものづくりを進める事で、プラントベースワールド実現の一端を担えると考えました。
大切な資源を無駄にせず、新たな雇用を創造するため、一緒に活動して頂ける方々と循環型社会を目指していきます。 「いのち輝く未来社会のデザイン」。食べること、生きること、未来に残すこと。プラントベースワールドの実現を目指します。
SDGs8:あたらしいモノづくりを創出することにより雇用を拡大し、経済成長につなげます。 SDGs12:野菜の生産者としての作る責任、消費者の立場としての使う責任を再考します。 SDGs13:廃棄物を削減しCO2排出量を抑制します。 +SDGs 17:異業種/異専門家がコラボすることによって循環型社会を実現します。
サスティナブルな将来の実現に向け、動き出しました。とは言え、小さな生産者であり、小さな集まりです。共に、共創に向けて動き出せる方、共に進んでいきましょう!
連絡先:こと京都株式会社 山田紗矢香
mail:s.yamada@kotokyoto.co.jp
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