TRPGで万博をつくろう!

共創チャレンジ

2022.02.02

個人

チーム名万博TRPG企画
共創メンバー霜雪雨多、ししまい、境田言子
主な活動地域日本
活動テーマ文化・芸術(アート) / エンターテイメント / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

私たちのチームの共創チャレンジは、TRPGというゲームを通して大阪・関西万博の計画を周知し、万博を盛り上げていくことです。

 まず、チームから万博の基本計画を参考に、クリエイターへ創作のアイデア(科学技術、参加国、パビリオン概要など)を提供します。(アイデア例:『昆虫食』)クリエイターはアイデアから万博の内容を想像し、作品(TRPGシナリオ)を作り上げます。(シナリオ例:万博会場内で閑古鳥の鳴いている昆虫食販売店を宣伝し、一定の売り上げを目指す)
 そのシナリオを参考に別のクリエイターが作品を作り上げ……というようにしていくと、多数のシナリオで構成されたまだ見ぬ未来の万博を体験できるようになるわけです。創作活動ですからSFチックなオーバーテクノロジーを万博に登場させることも可能です。以上の活動を通して科学技術の発展による明るい未来像を形作りたいと考えています。

参考 TRPGとは
 テーブルトーク・ロールプレイングゲームの略称です。参加者は物語を進めるゲームマスターとキャラクターを操作するプレイヤーに分かれます。テレビゲームのRPGを、アナログで行うと考えてください。ゲームマスターがキャラクターの状況を描写し、プレイヤーは目標の達成を目指し行動します。(ドラゴンを倒す、呪いの館から生還する、組織の企みを阻止するなど) ゲーム中、キャラクターは物事を解決する必要に迫られることがあります。(剣で攻撃する、商人と交渉する、知識を引き出すなど) その際、うまく行動できたかをサイコロで判定します。成功率が50%ならば、6面サイコロを1度振って1~3が出たら成功、4~6が出たら失敗という具合です。仲間と協力して目標を達成できればクリアとなります。
 TRPGは特定のゲームの名前だと誤解されることもありますが、TRPGはあくまでジャンルの括りです。サッカー、剣道、ドッヂボールなどを「スポーツ」とひとくくりにしているようなものです。TRPGのシステムは多種多様で、例を挙げると剣と魔法の世界、AIに支配されたディストピア、人間が超能力を獲得した世界などが存在します。派手なバトルを得意とするシステムがあれば、キャラクター同士の仲を深めることを得意とするシステムも存在します。本企画では、主にエモクロアTRPGという《怪異》の存在する現代日本が舞台のシステムで遊ぶことを考えています。

未来への宣言

このチャレンジを通じて大阪・関西万博を盛り上げるとともに、生活に求める潜在的な需要を発見していきます。

きっかけ

大阪・関西万博のロゴが発表されたとき、万博でTRPGシナリオを作成したいとふと考えました。しかし、万博について調べていくと、規模が大きすぎて個人の力だけでは万博の魅力を存分に表しきれないと思いました。
万博について調べる過程でこの共創チャレンジを知り、自分だけでなく様々な人間で万博を創り上げていきたいと思い、企画しました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法地域:オンライン上。主にTwitter。
方法:Twitterにて骨格となる万博の基本情報・公式サイトへのリンクを掲載します。この基本情報には現実の万博基本計画の内容とチームの考案した、シナリオフックとなるような設定が掲載されています。参加者にはこれらの情報をもとにTRPGシナリオを製作していただき、皆さんでプレイしていただくというスタイルをとりたいと考えております。シナリオの長さは問いません。出店で料理を堪能するだけのような短いTRPGシナリオでもいいです。TRPGシナリオを作るというハードルが高ければ、施設、イベント、登場NPCなど一部分のみの提案でも構いません。提案していただいたアイデアは万博の基本情報に追記させていただきます。作成していただいたシナリオは公式Twitterから一覧を参照できるようにします。
共創を希望する方々万博内容のアイデアを提供してくださる方
TRPGのシナリオを作成してくださる方
TRPGのシナリオで遊んでくださる方

大阪・関西万博のテーマとの関わり

万博では現在使われている新しい技術や商品が生まれた歴史があります。
創作では現在再現不能な技術も登場させることができるため、TRPGという遊びを通して、新しい技術の思考実験を行うことが可能です。

SDGsとの関わり

 TRPGというのは大前提として娯楽です。しかし、私たちは創作物を楽しむだけではなく様々な知見を得ています。好例はDr.Stoneという漫画でしょう。万博のTRPGシナリオを製作するにあたって、シナリオ作者は万博の内容を調べ情報を取り込むでしょうし、プレイヤーも遊びながら自然とシナリオの題材(科学技術、環境問題など)について学ぶことが出来るのです。よって4番を選択しました。
 また、私のチームは、クリエイターにドラえもんの秘密道具のような、まだ存在しない、あるいは発展途上の技術を用いて物語を作り上げてほしいと考えています。この創作活動で登場した技術が、いくつかの秘密道具のように現実のものになるかもしれない、と考え9番を選択しました。

本企画は、共創メンバーの大学生3名で運営を行います。

TRPGは、サイコロとキャラクターシートさえあれば場所を問わず冒険ができるコンテンツです。

大阪・関西万博のロゴが発表されたときのことを覚えているでしょうか。いわゆる『オタク』たちはロゴを未知の生物と解釈し、SNS上で盛り上がりました。彼らは想像を膨らませたはずです。万博に隠された秘密。蠢く細胞。実験室で培養されている様子を。

チームは皆さんの考える「こんな万博だったら面白いだろうな」を拝見したいと考えています。今回の万博では、現実の万博に加え、バーチャル万博も行われます。付け加えて「フィクション万博」があってもいいでしょう。

本企画の目標は、複数の作者様のシナリオで、意図せずともキャンペーンシナリオ(物語的に連続したシナリオ群のこと)として遊べるほど有機的な繋がりを持った世界観で構成されたシナリオで遊べるようになることです。シナリオ・アイデアをお待ちしております。

連絡先のメールアドレスは trpg.expo2025@gmail.com です。Twitterを通じて連絡をくださっても構いません。