公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2021.12.03
法人
かめおか霧の芸術祭はアートイベントではなく、地域の「課題解決」をテーマとする通年の活動です。アーティストだけでなく自治会や農家、学生、事業者など、地域に関わる様々な人々が協働し、環境・農業・観光など多分野に従来の行政手法とは異なるアプローチで取り組み、アートの力を活用した魅力あるまちづくりを推進しています。
かめおか霧の芸術祭をプラットフォームに、アーティストが中心となってヒト・モノ・カネのあらゆる資源をつなぎ、イノベーションが創出されるまちづくりを推進することで、地域独自の持続可能なエコシステムを実現します。
「かめおか霧の芸術祭」は2017年に始動して以来、亀岡市の「とかいなか」の魅力を活かしながら、アートの力によって集まった市民、農家、料理人、学生、観光客、アーティストなど多くの人とともに、ほかにはない芸術祭を創り上げることで、文化芸術・環境・農業・観光・経済政策などを推進し、少子高齢化が進む社会経済情勢の中でも持続可能な活力あるまちづくりを実現することを目的に事業を実施してきました。 2020年7月には内閣府により、かめおか霧の芸術祭をハブとした政策が「自治体SDGsモデル事業」に、亀岡市が「SDGs未来都市」に選定されています。
亀岡市は「プラごみゼロ宣言」を全国自治体で初めて宣言。2030年までに使い捨てプラスチックごみゼロのまちを目指しています。川の上流でプラごみを減らすことが、地球規模で問題となっているマイクロプラスチック等による海洋汚染の解決に繋がると考えており、この取り組みにより豊かな自然環境を守るとともに、地域経済の活性化に一体的に取り組み、次の世代へと繋いでいきたいと考えています。 「かめおか霧の芸術祭」でも、このプラごみゼロの取り組みを進めており、修繕やアップサイクルなどを通して物を大切にする心を育むことによりゴミの削減を目指しています。また、芸術や産業を通して市民一人ひとりの地域を愛する心を育むことが、豊かな環境や文化を次代に引き継ぎ、いのちを繋ぎ、輝かせることにつながると考えています。
かめおか霧の芸術祭ではアートを通じて多様なSDGs推進の施策に取り組んでいます。たとえばSDGsをテーマとして定期的に開催しているアートマルシェでは、アーティストがモノの再活用の提案や地域の作り手の紹介などを行うことで、市民が楽しんでSDGs推進に資する取組に参加しています。プラスチックごみゼロ宣言を行った亀岡市の環境施策や有機農業のまちづくりをアートの力で支援するなど、持続可能なまちづくりを推進しています。
かめおか霧の芸術祭実行委員会事務局(亀岡市文化国際課内)
〒621-8501 京都府亀岡市安町野々神8
電話0771-55-9655 FAX0771-22-6372
mail bunka-kokusai@city.kameoka.lg.jp
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