各地域の小学生等を対象として、過去の災害において示された「レジリエンス」を語り継ぐとともに、未来の防災・減災へ向けた新たな技術の紹介や建設現場の見学等をとおして、「建設」の魅力を伝える。

子供たちをはじめ多くの人に、「建設」の魅力を知ってもらい、建設業に興味を持つ人や建設業を志す人を増やし、災害に強い「住み続けられるまちづくり」に貢献します。具体的な魅力発信行動として、当社の防災・減災の技術やこれまでの建設業における災害からの復旧・復興の取組みを伝え、実際の建設現場での建設体験を行います。

奥村組は過去に、阪神・淡路大震災復旧事業として、崩れ落ちたJR六甲道駅を24時間体制の突貫工事でわずか74日間で復旧させた実績があります。東日本大震災においても、多くの職員をボランティアとして現地に派遣するとともに、数々の復旧事業に携わってきました。また、防災・減災のために免震装置等様々な技術を開発し、それを応用した構築物も形づくってきました。
これまでも、こうした実績や技術を地域の小学生等に紹介することで、建設業の魅力を発信してきましたが、より積極的にアピールしていきたいと考えました。

過去から未来へ、災害への「レジリエンス」を語り継ぎ、さらに向上させることは、「いのちを守る」ことにつながり、それは「いのち輝く未来社会」の構築につながると考えます。