和の建築とものづくりを創造する 器(UTSUWA)プロジェクト

共創チャレンジ

2021.10.05

法人

チーム名器(UTSUWA)プロジェクト実行委員会
共創メンバー大江俊幸(畳) 中野秦仁(表具) 中野智佳子(表具) 前田秀幸(木工) 和田友良(ステンドグラス)
沖本雅章(大工) 稲岡信義(社寺建築) 神澤良一・洋平(鋸鍛冶) 柳瀬晴夫・藤志子(手漉和紙) 谷端信夫(組子)   中井章太(森林業)  石橋 輝一(製材所) 鈴木あるの(教員) 岡田さお理(和装家) 内田利惠子(建築設計)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ文化・芸術(アート) / 農業、林業、水産業 / 工芸 / ものづくり、サービス / 生活用品、ファッション / コミュニティ・まちづくり、住まい / 循環型社会、サーキュラーエコノミー / 海外支援・協力、国際交流 / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

「器(UTSUWA)」と名付けた組立式和室のプロトタイプの開発を通し、和の建築文化・ものづくりの場を広げます。
器(UTSUWA)を国内外で開発・発表し、幅広い市場を創出することで、手仕事や職人の技術を持続的に継承・発展させることをめざします。

未来への宣言

日本の優れた手仕事、素材・道具生産に携わる職人のサスティナブルな和のものづくりにより、明るい未来を創ります!!!!

きっかけ

日本の手仕事技術の国内需要は減りつつあります。また、海外では高い評価を得ているにもかかわらず市場はまだ小さく課題も多いです。これを解決する一つの方法として、国内外で日本の手仕事の良さが再評価される機会をもっと作り、市場を再構築したいと考えました。

■2015年 大阪で畳職人、表具師、木工家などの職人と設計士が共同しプロジェクトを立ち上げる。
「器」プロトタイプを制作し、ギャラリー、京都ハイアット、四天王寺等にて展示、企画イベント多数開催(~2018)
■2020年 ベルリンにて職人と建築家等の多国籍メンバーによるUTSUWAプロジェクトチームを結成。
日本の手仕事に着想を得たUTSUWA@Berlinプロトタイプの試作、展示、デモストレーション(~2021)

★現在の活動
日独+多国のデザイナーと職人が共同し、新和室の創造に向けてネットワークを深めている。
1)「器」プロトタイプの開発
2)「器」の展示・発表イベント等
3)「器」の開発、普及を通じた文化・産業融合型人的ネットワーク形成
4)その他上記に関連する諸活動

★現在の活動地域
  日本(大阪)、ドイツ(ベルリン)

取組の展開

今後展開したい地域・方法日本と欧州をはじめとする世界各地で、組み立て式和室「器(UTSUWA))を通して創造・発表を重ねていきたい。
創造の場:日本・ドイツ
発表の場:欧米の主要都市など
共創を希望する方々・発表の場の提供者(公共的空間等)
・制作費のスポンサー(材料費、運搬等経費)
・PR媒体共同制作者(映像・冊子等の発信ツール)
・ジョイント企画者(アーティストや文化芸術等)

大阪・関西万博のテーマとの関わり

日本の建築はもともと再生修復、再利用が可能なものでした。それはまさにサスティナブルなシステムだったのです。
私たちは日本の建築を現代や未来にも活かせるようリデザインを行い実物大の和室「器(UTSUWA)」として展示発表することで、このシステムを体感・体験出来る機会を作ります。
これを機に日本の建築の価値や意義を理解する人が増え、和室に携わる職人が技術を継承するチャンスを増やすことができます。このプロジェクトはまさしく大阪・関西万博のテーマにふさわしい取り組みと言えます。

SDGsとの関わり

修理・修復の技術が活かせる組み立て式和室の展示発表により、サスティナブルなものづくりの啓蒙が出来ます。
作り手側の技術や思いを伝えることで、使い手に長寿命なものを選ぶ意識が育ちます。
国内外を問わず様々な国の人や資源やアイディアを共有・発展させることで、世界中での展開が可能となり、よりプロジェクトの効果が広がります。

暮らしの間を取る小さな空間

本物の素材に囲まれて暮らす。すべてでなくても少しでも。素材を、技術を、こだわりを、愛でる空間を少しでも。あなたの家の片隅に。

 

三畳の和室・「器」

木、紙、草、硝子、本物の素材を使い組立分解できる空間です。これを「器」と名付けました。

 

途絶えてしまうのが惜しすぎる

普通に使われてきたすぐれた技術と素材が特別になったり、途絶えたりしてほしくなくて、今ならまだ間に合うと信じ、「器PROJCT」をスタートさせました。

 

器に入った人へ何かがきっと伝わるはず。そんな願いを込めて職人さんが腕をふるってくれています。

私たちの想いに賛同し、一緒にこの取り組みを進める人を募集しています!!

     

● 共創チャレンジの問合せ先

この共創チャレンジを一緒にやってくださる方、協力いただける方を募集しています!

この共創チャレンジに興味をお持ちいただいた方、ご質問などがおありの方は、コメントとお名前、連絡先を記入し

て、下記までメールにて連絡してください。

折り返し、メールにて連絡させていただきます。

 

内田利惠子

090-8520-5146

r426@jasmine.ocn.ne.jp