公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2021.06.03
法人
「inochiのペイフォワード」とは、データ駆動型社会の中で「自分のヘルスケアデータを誰かのために提供したい」という意志あるデータ提供を普及させることで、直接的に救われるいのちに加え、データ共有の積み重ねによる技術革新によって、社会全体のいのちが守り合われるような未来社会を実現するためのデザインです(WAKAZOが考案しています)。 「ペイフォワード」とは、多くの人の中で親切の輪が広がっていくことを意味します。私たちは「inochiのペイフォワード」を通して、人々が誰かのいのちを守りたいという思いからデータを提供して研究・開発が進み、社会全体でいのちを守り合うことを目指しています。 2025年の大阪・関西万博のタイミングでこの概念の大規模実証実験を行い、データに対する人々の考え方を「結局使われ方が不透明でよくわからないもの」から「いのち輝く未来社会のために共有・活用すべきもの」に変革したいと考えています。
「inochiのペイフォワード」によって、人々が誰かのいのちを守りたいという思いを持ってヘルスケアデータを提供することを促進する。誰もがいのちを守り合い、いのちが輝く未来を創造する。 私たちは万博のタイミングでの実証実験を通じて若者の躍動を世界中に伝播させ、若者の手で「いのちを守り合う循環」が生まれる未来にしていきます!
多くの人がコロナ禍を経験して、データの利活用がいのちを守ることに非常に重要な役割を果たすことに気付いたと思います。感染状況がデータによって把握され、適切に反映されれば、多くのいのちを守ることができます。 しかし、私たち一般市民にはデータを提供したいと思うきっかけがなく、自分のデータがどのように社会の役に立っているのかわかりにくく感じている人が多いと思います。そこで、「未来社会の実験場」である万博を通して、私たちはこのデータに対する考え方を変え、自らデータを活用しいのちを守りいのちが輝く新たな未来を創造したいと思い、「inochiのペイフォワード」を考えました。
人々がデータを共有することで、今は守ることのできないいのちを守り合うことができる(saving lives)。いのちを守り合うことでデータを提供する側と提供される側の間で共感が生まれる。誰かのデータ提供によっていのちが守られることで、つながりを感じ自分のいのちに力が与えられる(empowering&connecting lives)。 これらによってこそ、人々がいのちを守り合い、いのちが輝く未来社会が達成される。
「inochiのペイフォワード」によって、人々がいのちを守り合い、いのち輝く未来社会が達成され、全ての人々が健康、福祉を受ける社会が実現される。(③) 「inochiのペイフォワード」が新たな社会的インフラとして実装されることで、新たなヘルスケア分野の事業に取り組む企業へもヘルスケアデータが届けられ、人々の命を守る新たな取り組みが生まれる。(⑨) 「inochiのペイフォワード」によって世界中にいのちを守り合う循環を生み出し、住み続けられるまちづくりに貢献する。(⑪)
お問い合わせ先:wakazo.creative@gmail.com(WAKAZO公式メールアドレス)
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