未来社会を形成する新たな資源!こめ油を軸としたイノベーション

共創チャレンジ

2024.05.27

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法人

チーム名こめ油を軸としたイノベーションプロジェクト
共創メンバー
三和油脂株式会社
現在の活動地域 国/地域日本 山形
活動テーマ
■共創チャレンジの内容

「水田を油田に」を合言葉に、休耕田に油糧米(=通常の品種と比較してより多く油がとれる品種)を作付け、生産された米からこめ油・米糠・白米利用製品の販売を行い、製造時の副産品を原料とした肥料を用いて油糧米を生育させる循環型社会の形成や六次産業化を目指しています。

具体的には…
こめ油の製造・販売を軸として、米ぬかの研究、白米の用途開発、米由来成分の研究、未利用資源の用途開発などを行っています。

【研究・開発】
・こめ油の有用成分の分析・解析
・米ぬか由来タンパクの抽出・精製
・白米から飲料の製造
・ライスワックスを原料とした商品開発

【未利用資源の用途開発】
・こめ油の精製時に発生する副産物を使用した石鹸
・搾油後のおいしく食べられる米ぬかを配合したスープの開発
・食品工業汚泥や脱脂米糠の肥料化による資源循環

さらに、新たな搾油方法により得られたこめ油や米糠を学校給食として利用し、子供たちへの食育の取り組みも目指しています。

また、新たな取り組みとして東北福祉大学と共同で「米及び油糧米が創る新産業に係る研究開発プラットフォーム」を設立し、油糧米プロジェクトを立ち上げました。
スーパーフードとされるこめ油や米糠についても更なる機能性解明を目指し産学連携を強化しています。

■必要なリソース

ネットワーク: 油糧米の生産、新技術の開発・運用、機能解析、新規事業の立ち上げなど大きなプロジェクトが集まって循環型社会が形成されていくため、それぞれの分野が連携し協力しあうことが大切だと考えます。

■展開したい地域

山形県から東北地域、そして全国へ展開していきたいと思っています。積極的に産学官連携を行うことで、幅広い分野においてチャレンジしていきます。

■共創を希望する方々

米農家の方
白米や米粉の利用に興味がある方
アレルゲンフリー・グルテンフリーに興味がある方
農地保護、米を守りたい方
食料自給率を向上させたい方

■大阪・関西万博テーマとの関わり

米やこめ油の消費拡大は食料自給率の向上や農地保護、健康寿命を伸ばすことができます。また、米の新規用途の研究・開発により地方の活性化や環型社会の形成、六次産業化を目指すものであり、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」にも繋がると考えます。

■連絡先

三和油脂株式会社HP https://sanwa-yushi.co.jp/
こめ油工房さんまるInstagram https://www.instagram.com/komeyukoubou_sanmaru/

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