私たちの共創チャレンジ
明るい所で光を蓄え、暗い所で発光する蓄光顔料を印刷したフィルム・材料を用いて、停電時にも真っ暗にならない壁紙、パッケージ等の偽造防止、レインコート・ショッピングバックへの活用による暗い中での安全性向上など、美粧性+機能性を活用した事故防止策を推進し、安心安全な「明るい世界作り」に挑戦します。
未来への宣言
エネルギーを使用せずとも機能的な効果を生み出せる蓄光印刷の技術を用いて「いのち輝く未来社会のデザイン」の創造に貢献します。
きっかけ
グラビア印刷の技術を追求し蓄光印刷を特許申請しました。商品展開をイメージした際、①壁紙に活用で停電時も真っ暗にならないので安心、②同様の物を作れないため、お土産品等のパッケージに使用する事で公式物品としての識別、偽造防止効果がある、③レインコートに使用して安全性を高める、④ショッピングバックに使用し、暗い所に行っても認識しやすい、などの美粧性のみではなく機能性を持つ技術である事、僅かでも事故防止や安心安全に貢献できる事を認識し、万博の機会を通じて安心安全な「明るい世界作り」を世界中に普及したい、と考えました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
明るい所から暗い所に持って行く、ライト等で照らした部分だけ光るので、デザインや演出要素も広がる。また機能性を付与でき、例えば蓄光壁紙を貼った無窓の施設は、停電時にも壁が光るのでパニックも起きないし人が衝突する事故も防げる。暗い所で光るショッピングバックや封筒は、暗い路地に入っても光っているので交通事故防止に役立つ。レインコートはテーマパーク内で着ると行列でも傘を差さずに済むので他の方に傘がぶつかる心配がないし行列も短くなる。お土産等のパッケージの偽造防止は、ブランド価値や製造者を守る手段として社会的に役立つ。安心安全の付与は、いのち輝くという万博のテーマに沿っていると思います。