isee! 運動 ナビゲーション・タグで未来を変えるプロジェクト

共創チャレンジ

2021.08.03

法人

チーム名チーム OTAGAISAMA(おたがいさま)
共創メンバー仲泊 聡(公益社団法人NEXT VISION )
三宅 琢(公益社団法人NEXT VISION )
和田 浩一(公益社団法人NEXT VISION )
山田 千佳子(公益社団法人NEXT VISION )
板垣 宏明(NPO法人アイ・コラボレーション神戸)
北山 ともこ(NPO法人アイ・コラボレーション神戸)
海瀬 はじめ(NPO法人アイ・コラボレーション神戸)
穴田 健太郎(NPO法人アイ・コラボレーション神戸)
丸井 人美(NPO法人アイ・コラボレーション神戸)
近田 光昭(大崎工業株式会社)
土谷 高正(大崎工業株式会社)
松井 くにお(金沢工業大学)
原田 敦史(きんきビジョンサポート)
竹田 幸代(きんきビジョンサポート)
山口 成志(きんきビジョンサポート)
柳原 崇男(近畿大学)
兼崎 暁美(篠原電機株式会社)
本間 英一郎(日本インクルーシブ・クリエ-ターズ連盟)
川口 育子(日本インクルーシブ・クリエ-ターズ連盟)
小西 祐一(リンクス株式会社)
高橋 秀徳(リンクス株式会社)
田中 尚行(リンクス株式会社)
主な活動地域日本 / 兵庫
活動テーマ安全・防犯、セキュリティ / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / コミュニティ・まちづくり、住まい / 防災・減災 / モビリティ、交通 / ロボット、AI / 働き方改革、健康経営、ワークライフバランス /

私たちの共創チャレンジ

社会に数多く存在するバリア(障害、困難)。階段や段差、柱などの構造物だけでなく、わかりいくい表記の看板や社会の理解不足もバリアになり得ます。逆に安全のために設置されたはずの点字ブロックや段差解消装置、信号機があったとしてもその存在に気づかなければ活用することができませんし、誰かにとって必要なものが他の誰かにとってはバリアになっているかもしれません。必要とする人に届かなければ、便利だと考えて設置するだけでは必要十分とは言えないのです。また、これまでバリアと考えられていたものであっても、必要な情報と共に提供されることでバリアではなくなり、便利なものになる可能性があります。
私たちが普及を考えているナビゲーション・タグ(Navilens(スペイン)、コード化点字ブロック(日本)、shikAI(日本)など)は情報が埋め込まれた「タグ」とそれを読み取るアプリから構成されています。「タグ」は施設の壁、柱や床、屋外では道路に敷設された点字ブロックや信号機等に設置します。アプリを起動してスマホをかざすと「タグ」に埋め込まれた情報をキャッチし、音声や画面表示、振動で必要な情報を知らせます。「タグ」には現在位置の状況や周辺情報など、管理者が必要と考える情報をあらかじめ設定することができるので危険な場所を知らせたり、道案内が可能なだけでなく、観光案内情報や本日のおすすめメニューといった企業や商店が発信したい情報をユーザーに伝えることができます。
これらのナビゲーション・タグは車いすユーザーや視覚に障害のある人だけでなく、高齢者や子供などすべての人の活動を支援し、さまざまな情報を提供することで安全で安心なまちづくりに寄与します。また、誰もが簡単に使えるようにするために、現在はそれぞれに必要となるアプリをどんな「タグ」でも読み取れる統一アプリの開発を目指すなど、情報がないことで起こりうる障害や困難をなくし、情報障害者を減らすことを目指します。

未来への宣言

ナビゲーション・タグを広め、必要な情報が必要な時に得られるまちづくりは便利で安心な社会を実現することで物理的なバリアを失くすだけでなく、同時に人々の心のバリアも取り払うことにつながります。障害や病気の有無、人種、言葉、年齢、性別などに関係なく、すべての人が楽しく、便利に、安全に暮らせる街(スーパーシティ)づくりを通じて、視覚障害・視覚障害者に対する理解を深め、広げる。そして、視覚障害からスタートした取り組みをすべての障害、すべての困難を持つ方へと対象を広げることは高齢者やこどもを含め、インクルーシブな社会の実現へとつながります。                                               
また、このプロジェクトの実現にはナビゲーション・タグを普及する役割を障害当事者自身が担い、それを職業とすることで経済的自立を促すことができます。ナビゲーション・タグを導入する企業や団体は障害者を直接雇用しなくても雇用の促進に間接的に寄与することができ、経済活動を活性化させることが可能となります。人類がはじめて体験しているコロナ禍を乗り越えた未来は、バリアと共存する社会となるだけでなく、人と人のつながりを築き、情報が地震や台風などの災害時にも命を守る役割を果たすことになるでしょう。

きっかけ

「視覚障害」を例にあげると、「眼が見えない、見えにくい」ことが「視覚障害」ではなく、「障害」は眼が見えない、見えにくいことで起こる情報の不足であり、移動に伴う困難など今までできていたことができなくなることだと考えます。眼から得られる情報は情報全体の8割から9割ともいわれますが、眼から情報を得られなくても、音声で聞くことができれば、あるいは点字や拡大文字で読むことができれば情報不足は解消されます。移動についても白杖や盲導犬を使用することで一人で外出できることをすべての方が理解し実践されているかというとそうではありません。 また、そのために支援が必要な場合があります。                              
そこで「視覚障害者」だけでなく、すべての「障害者」「情報障害者」「移動困難者」をなくすために、ICTを活用した情報提供システムを広げることをプロジェクトの目標としました。 だれもが必要な情報を持ち、自由に安全に活動できるまちづくり、そして大阪万博の会場を実現することで、日本だけでなく世界中にインクルーシブな社会環境が広がると考えます。

取組の展開

今後展開したい地域・方法兵庫県神戸市、石川県金沢市、東京都など。 
公共施設や観光施設だけでなく、商業施設や個人商店、公共交通機関、市・県・国道などへの設置を行います。
共創を希望する方々公共交通機関、観光施設、商業施設、警察、市・県・国道管理者、企業などすべての人、機関・団体、地域。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

Saving Lives「失明」しても失望はさせない。Well Beingな状態を取り戻すために必要な情報を入手や検索できない状態をなくす。                                                      Empowering Lives 見えない、見えにくいことは才能、強み。「できない」を「できる」に。                            
Connecting Lives 過去に学び(1967年日本で発明された点字ブロック)、現在をデザインし(ICTによる情報伝達)、未来を醸成する(インクルーシブな未来社会)。                                                                     私たちが今起こす行動は未来を作る一歩であり、それは人と人が支えあう、笑顔あふれる元気な社会につながります。日本人が持つ相手を思いやるやさしさ、助け合うきずな、それは「おたがいさま」という言葉に込められています。     
その精神は利他であり、徳は自分でなく子孫につながっていくという思想は持続可能な社会の醸成に欠かせません。 日本から「おたがいさま」の気持ちを込めて、大阪万博を通してインクルーシブな新しい社会を発信します。 

SDGsとの関わり

視覚に障害のある方にとって、必要な情報を得ることができ、安全、安心に活動できる環境を整備できれば就労の促進・継続につながります。
人ははたらくことや社会活動に参加することで生きがいを感じ、健康増進につながるとともに経済活動に貢献できます。                                                                    整備された都市は視覚に障害のある方だけでなく、すべての方にとっても便利で安心な都市となることは間違いなく、すべての方の福祉につながります。                                                    「私」が住みたい、住みやすいと思う街づくりは未来のこどもにつなぎたい街となるはずです。

お問合先

公益社団法人NEXT VISION

担当者:山田千佳子

E-Mail : yamada@nextvision.or.jp

TEL : 078-304-4455/FAX : 078-304-4466