繊維から紙へ、そして祭りへ

共創チャレンジ

2024.04.15

法人

チーム名繊維から紙へ、そして祭りへ
共創メンバー一般社団法人サーキュラーコットンファクトリー
主な活動地域日本
活動テーマ循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

私達は、地域で捨てられる繊維を原料として紙を作ります。現在、繊維から繊維のリサイクル率は17.5%で、紙のリサイクル率は67%にもなります。ですから、繊維から紙にすることで、リサイクルされる可能性が上がることになります。
その紙を地域で使ってもらう市民参加プロジェクトの一例が、お祭り「青森ねぷた」です。フランスでは現在、洋服を廃棄すると法律で罰せられます。日本では捨てずに紙に作りなおして祭りに使うという、世界にまれなる、民間企業による取り組みをしています。来年の大阪・関西万博では、私達のこの取り組みを是非内外の多くの方に見に来て頂き、共に安心して暮らせる地球を創っていきたいと思います。

未来への宣言

CO2削減が地球温暖化防止の大きな具体的な取り組みとなっています。衣服を燃やさず、木材パルプを使わないで、繊維から紙を作ると120kgの紙を作る時に出るCO2を256kgも削減できます。紙は更にリサイクルされ、社会でサーキュラーエコノミーが生まれます。私たちは繊維から紙を作ることにより、できるだけ多くのCO2を削減して「いのち輝く未来社会」をデザインしてまいります。

取組の展開

今後展開したい地域・方法色々な場所の多くの人と関わっていくために、共創チャレンジを始めようと思いました。温暖化防止は多くの人を巻き込まなければ実現しません。2021年3月に設立されたCCFは現在120社のパートナー会員に支えられて運営しています。地方自治体との取り組みも徐々に増え、私たちの作った紙は学校や役場でも利用され始め、地域ゴミの削減に寄与しています。これからも多くの人とこのワクワクを広げていきたいと考えています。
共創を希望する方々自治体、クリーニング店、病院、アパレル、ホテル、中小企業、学校 に関連する人たちのお力が必要です。全ての会社、自治体、市民の皆さんを巻き込むことができる取り組みです。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

私たちのチームの取り組みは、地球温暖化防止、ゴミ削減、日本の伝統文化および技術の伝承、地域創生、といった多くの分野にまたがる活動です。それは正に、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」そのものだと考えます。

SDGsとの関わり

私たちの取り組みは繊維のゴミを燃やさずに紙に作りなおし、その紙を廃棄する時には、日本で確立している紙のリサイクル循環にのせようというものです。これは「つくる責任、つかう責任」と関連しています。そして、繊維ゴミを燃やすことによって出ているCO2を減らすことにもなります。また、繊維ゴミを使って紙を作ることで、パルプの利用を削減し、森林を守ることにも繋がります。まさに「気候変動を解決するための具体的な対策」となりえます。さらにこの取り組みを日本中、世界中に拡げて多くの人々を巻き込みパートナーシップを組むことにより、温暖化防止の「目標を達成することができる」と、私たちは信じています。

一般社団法人サーキュラー コットン ファクトリー

info@circularcottonfactory.jp