グリーン購入で “持続可能な循環型社会” を実現!

共創チャレンジ

2024.04.15

法人

チーム名グリーンステーション・プラス
共創メンバー株式会社ファイン:環境推進グループ5人・営業グループ9人
主な活動地域日本
活動テーマ環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

グリーン購入(環境負荷ができるだけ小さいものを優先して購入すること)を通して、持続可能な生産・消費のサイクルを多くの方々に広げたいとの想いから、20年以上にわたってグリーン購入の推進活動(環境商品のみを集めたWEBサイト運営・カタログ発刊など)をしています。消費者が環境に配慮した消費行動をとると、企業も環境商品の開発意識が高まります。この好循環が広がれば、環境商品を選ぶのではなく、全ての商品が環境にやさしいことが当たり前の未来が作れるのです。またグリーン購入は、SDGs12「つくる責任 つかう責任」に該当する取り組みで、誰もが今すぐ簡単にSDGsの実現に貢献できる取り組みです。グリーン購入を入口として多くの方々がSDGsに取り組んでいただけたら、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現も近いのではないでしょうか。

未来への宣言

地球温暖化や異常気象、絶滅危惧種の増加、格差の拡大などが問題になって久しいですが、2015年に国連サミットで採択された「SDGs」を合言葉に、私たちは今後、持続可能である暮らし、経済活動にシフトしていく責務があります。
「SDGsに取り組むといっても何から始めたらいいかわからない…」よく耳にする言葉ですが、日常の習慣をちょっと変える、少し環境に気を配ってみる。グリーン購入は決して難しい行動ではありません。今後もグリーン購入を推進することで「持続可能な循環型社会」「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現を目指します。

きっかけ

まだSDGsという概念がなかった頃、2001年のグリーン購入法施行時から20年以上にわたり、継続的に循環型経済の構築に寄与するべく環境商品情報を発信し続けてきました。長きにわたって運営してきた背景には、持続可能な生産・消費のサイクルを多くの方々に広げたいとの想いがあるからです。

取組の展開

今後展開したい地域・方法国や自治体などの公的機関は、グリーン購入が義務または努力義務となっています。公的機関の物品調達担当者がグリーン購入しやすいように、全国に1,718ある自治体や、その他の公的機関の物品調達担当者にカタログを年1回、20年以上にわたり無償でお送りしてきました。その結果、国・自治体の環境部門や調達部門では、この活動とグリーン購入について認知していただけるようになり、入札など実際のグリーン調達の場面でカタログやWEBサイトをご利用いただけるようになりました。その反面、公的機関であっても環境部門以外の部局や出先機関、また民間企業や一般消費者においては、まだまだグリーン購入の意識が広まっていないのが実情です。今後は企業や消費者にもグリーン購入の推進活動を展開し、どのような商品が環境配慮商品なのか、どのようにグリーン購入を進めればよいのかなどを理解していただき、グリーン市場のさらなる拡大と、持続可能な循環型社会の実現につなげていきたいと思います。
共創を希望する方々環境関連の公的機関、環境商品開発メーカー、環境意識を持った消費者はもちろんですが、これまで環境に興味がなかった全ての方々に、まずはグリーン購入をきっかけに環境に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

グリーン購入は、SDGs12「つくる責任 つかう責任」に該当する取り組みで、誰もが今すぐ簡単にSDGsの実現に貢献できる取り組みです。「TEAM EXPO 2025」プログラムの趣旨は“大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献するために、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくこと”です。グリーン購入を入口として多くの方々がSDGsに取り組むことで「持続可能な循環型社会」を実現でき、「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現につながると思っています。

SDGsとの関わり

グリーン購入をすることは、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」(持続可能な消費と生産のパターンを確保する)に該当する取り組みです。また環境に配慮された商品は、プラスチックを再利用してできたものや、古紙や森林認証材を使用した商品などが数多くあり、それらを利用することで間接的ではあっても、海洋プラスチックごみの削減や森林破壊の抑制に貢献してると言えるので、目標14「海の豊かさを守ろう」(持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する)、目標15「陸の豊かさも守ろう」(陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する)にも関わる取り組みです。

<お問い合わせ先>
株式会社ファイン 環境推進グループ

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<受賞歴>

エコマークアワード2018 審査員特別賞
2022おおさか環境賞 事業者活動部門大賞