「小型船舶位置共有」による河川航行安全への取り組み
共創チャレンジ
2024.04.01
法人
チーム名 | 小型船舶位置共有システム推進チーム |
---|---|
共創メンバー | 新光運輸株式会社 大阪水上バス株式会社 一本松海運株式会社 伴ピーアール株式会社 ダゼロ株式会社 |
現在の活動地域 国/地域 | 日本 大阪 |
活動テーマ | / |
河川部を航行する小型船舶について、その位置をシステムにより管理することで、船舶航行や水域利用の安全性向上を目指します。
また、船舶航行や水域利用に必要となる各種地図情報や安全情報などの整備に取り組んでいきます。
フィールド: 大阪河川水域を航行される舟運事業者様のご協力による舟運実証フィールド
大阪の河川水域の利用者は観光船や遊覧船だけではありません。
貨物の運搬船や工事用船舶、水陸両用バス、清掃船、講習艇や競技艇の練習、SUPや水上バイクなどの水上アクティビティやイベントなどにも多く利用されています。まずは大阪市内河川やベイエリアにおいて、そうした水域利用者が“お互いの位置”を把握できるところから必要と考えています。
舟運事業者をはじめとした水域利用者様、水辺の舟運観光や水上交通に関心をお持ちの方、また、将来的に大阪市内河川やベイエリアなどで自動運行船などに挑戦される方など、幅広く共創していけると考えています。
大阪・関西万博におけるテーマ事業において、システムを活用し安全安心な水域利用を目指す当チャレンジは、“いのちを拡げる・いのちを守る”に通じるものと考えています。さらに、そこから舟運・観光への発展可能性は、“いのちを育む・高める”ことを目指す挑戦となります。
当チャレンジで取り組む船舶位置や必要となる各種地図情報や安全情報は、水域利用における“Society5.0”に向けた出発点になりえるものと考えています。
小型船舶位置共有システム推進チーム
https://boatmark.blogspot.com/
<これまでの経緯>
・2015年 地理情報システムによる社内業務IT化検討開始
・2020年 開発着手・概念実証・テスト初版開発・検証開始
・2021年 社内テスト運用開始・検証用データ収集
・2022年 大阪水上バス株式会社様 社会実証実験 観光庁高付加価値化推進事業
「おおさかスイバー」安全対策支援 延268時間、1053km 稼働
・2023年 特定非営利活動法人大阪水上安全協会様 大阪府都市整備部様
「河川清掃業務」への運行管理協力 延114時間、693km 稼働
・2024年 継続して社内テストしつつ、順次対象船舶を拡大中