「小型船舶位置共有」による河川航行安全への取り組み

共創チャレンジ

2024.04.15

法人

チーム名小型船舶位置共有システム推進チーム
共創メンバー新光運輸株式会社
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ安全・防犯、セキュリティ / モビリティ、交通 /

私たちの共創チャレンジ

河川部を航行する小型船舶について、その位置をシステムにより管理することで、船舶航行や水域利用の安全性向上を目指します。
また、船舶航行や水域利用に必要となる各種地図情報や安全情報などの整備に取り組んでいきます。

未来への宣言

当チャレンジでは、船舶位置を共有することによる安全確保を目指すとともに、
船舶の位置データ等を活用することで、舟運運航の管理効率化や観光コンテンツ化など将来に向けて挑戦していきます。

きっかけ

かつて「水の都」と呼ばれた大阪には、多くの河川と船着場、それらを往来する船舶が存在します。
大阪・関西万博の開催に向けてベイエリアへの注目も高く、河川を運航する船舶は今後増加が見込まれます。

しかし、大阪市街地の舟運交通は、狭小部における見通しの悪い箇所が多く、船舶同士の行き交いに困難と危険が伴います。
観光客増加によるそうした賑わいを支えるためにも、水域における安全、安心の仕組みづくりが急務です。

そのために、舟運事業者や水辺の舟運観光・水上交通に関心をお持ちの方など、
「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジ を通じて幅広く共創・推進したいと考えています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法大阪の河川水域の利用者は観光船や遊覧船だけではありません。
貨物の運搬船や工事用船舶、水陸両用バス、清掃船、講習艇や競技艇の練習、SUPや水上バイクなどの水上アクティビティやイベントなどにも多く利用されています。まずは大阪市内河川やベイエリアにおいて、そうした水域利用者が“お互いの位置”を把握できるところが必要と考えています。
共創を希望する方々舟運事業者をはじめとした水域利用者様、水辺の舟運観光や水上交通に関心をお持ちの方、また、将来的に大阪市内河川やベイエリアなどで自動運行船などに挑戦される方など、幅広く共創していけると考えています。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博におけるテーマ事業において、システムを活用し安全安心な水域利用を目指す当チャレンジは、“いのちを拡げる・いのちを守る”に通じるものと考えています。さらに、そこから舟運・観光への発展可能性は、“いのちを育む・高める”ことを目指す挑戦となります。
当チャレンジで取り組む船舶位置や必要となる各種地図情報や安全情報は、水域利用における“Society5.0”に向けた出発点になりえるものと考えています。

SDGsとの関わり

水域利用における安全に関する情報の整備は、さらなるサービスや産業の基盤になりえると考えています。
安心して舟運や水辺に親しむ機会を創ることで、水と水辺環境への意識を高める機会を創り出せると信じています。
多種多様な水域利用者、観光事業者などの業界横断的なパートナーシップがなくては成し得ないチャレンジです。

<問い合わせ先>

新光運輸株式会社 小型船舶位置共有システム推進チーム

電話:06-6461-7121

担当:大葉