転換期の社会に求められる力を培うための産学連繋型教育プログラム

共創チャレンジ

2024.04.02

法人

チーム名QBICプログラム
共創メンバー市田秀樹(大阪公立大学 国際基幹教育機構 高度人材育成推進センター)
家島明彦(大阪大学 キャリアセンター)
樫原洋平(エッジソン・マネジメント協会)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 /

私たちの共創チャレンジ

「転換期の社会に求められる力を培うための産学連携型教育プログラム」では,「解のない時代」と言われるほど複雑な時代において必要な能力「問いを立てる力」と「学び続ける力」を育成する取り組みです.このプログラムでは,リベラルアーツとキャリア教育の両面からそれぞれの力の修得にアプローチし,学生と社会人が共同で問題発見・再定義・解決に取り組みます.特に問題発見と再定義と,未来社会にむけた『問いを立てること』に注力します.具体的には,(1)自らの未来社会の共創をとおして得られる「問いの創出」と,(2)「問い」を共創社会に実装することを目指した「問いの実践」の2層構造のプログラムを行います.また,このプログラムでは,未来社会に生きる学生の実践的な力を培うための「学びの場」を産学が連繋して共創します.

未来への宣言

私たちは,転換期の社会に求められる力を身に付け,持続可能な未来を築いていくための次世代人材(学生)の育成に注力します.このチャレンジでは,学びと実践を融合させたプログラムを通じて,創造的な問いの創出に取り組み,未来社会にむけた問題を掘り下げ,現実の課題に対する新たな解決策を創出していきます.「学びの場」を産学が連繋して形成することで,立場を越え,多様な世代で切磋琢磨し学び合います.学生だけでなくプログラムに参画する社会人を含め,それぞれの未来に向け,問い続け,学び続けます.

取組の展開

今後展開したい地域・方法大阪を題材に,複数の大学と企業が連携したQBICプログラムを展開します.地域経済の活性化と人材育成に貢献するため,高大社と社会全体が学びを通じて繋がっていく連繋を目指します.多くのステークホルダーの協力により,学生や社会人が共に学び,創造力を育成する共創関係を構築していきます.
共創を希望する方々QBICプログラム(産学が連繋した次世代の人材育成教育プログラム)の展開を共に取り組んでいただける高校・大学・企業の方。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

このプログラムでは,転換期の社会に求められる力を育成し,持続可能な未来の構築に取り組んでいます.問題発見と再定義に焦点を当て,「問いを立てる力」を養うことを重視しています.学生と社会人が共同で問題に取り組むことで,未来社会に向けた新たな解決策やイノベーションを共創から生み出すことで,次の人材が考える社会をデザインしていきます.

SDGsとの関わり

QBICプログラムは,「良いソリューションは,良い問いから生まれる」ことを念頭に,教育プログラムをデザインしています.そのためには,質の高い教育が重要です.特に「問いを立てる」ことに注力した教育手法や考え方は,様々な地域や世代でも展開が可能だと考えます.持続可能な未来社会の形成に向けた教育の1つとして展開を考えています.

お問い合わせ先:
QBIC
プログラムに関するお問い合わせは,Webページ https://www.omu.ac.jp/las/jinzai/qbic/ 下部の問い合わせフォームよりお願いいたします.