私たちの共創チャレンジ
小国杉や檜の間伐材から作られた「入湯手形」は、黒川温泉にある26ヶ所の露天風呂のなかから好きな3ヶ所を選んで入浴できる利用券です。黒川温泉ではこの仕組みでお客様に温泉巡りを楽しんでいただいています。もともと16軒のうち露天風呂が作れない2軒の宿に泊まったお客様にも露天風呂を楽しんでいただくことから始まった仕組みです。「一軒で儲かるのではなく、地域全体で黒川温泉郷を盛り上げたい」との思いから誕生しました。35年間でおよそ300万枚ほどが利用され、約20万㎡分の間伐材が使われています。
未来への宣言
地域の林業関係者や、制作を担っていただいている地元老人会との共創はもちろん、この仕組みが筑後川の原流域である周辺地域の環境管理や、温泉や森林環境の保全につながるリジェネラティブなかたちに発展させたいと考えています。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
黒川温泉は、自然も人も豊かになる入湯手形の取り組みで
いのち輝く未来を実現します。