間伐材から入湯手形の循環

共創チャレンジ

2024.04.02

法人

チーム名黒川温泉観光旅館協同組合
共創メンバー黒川温泉観光旅館協同組合
主な活動地域日本
活動テーマ観光、インバウンド / 地域活性化 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

小国杉や檜の間伐材から作られた「入湯手形」は、黒川温泉にある26ヶ所の露天風呂のなかから好きな3ヶ所を選んで入浴できる利用券です。黒川温泉ではこの仕組みでお客様に温泉巡りを楽しんでいただいています。もともと16軒のうち露天風呂が作れない2軒の宿に泊まったお客様にも露天風呂を楽しんでいただくことから始まった仕組みです。「一軒で儲かるのではなく、地域全体で黒川温泉郷を盛り上げたい」との思いから誕生しました。35年間でおよそ300万枚ほどが利用され、約20万㎡分の間伐材が使われています。

未来への宣言

地域の林業関係者や、制作を担っていただいている地元老人会との共創はもちろん、この仕組みが筑後川の原流域である周辺地域の環境管理や、温泉や森林環境の保全につながるリジェネラティブなかたちに発展させたいと考えています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法地域の林業関係者や、制作を担っていただいている地元老人会との共創はもちろん、この仕組みが筑後川の原流域である周辺地域の環境管理や、温泉や森林環境の保全につながるリジェネラティブなかたちに発展させたいと考えています。
共創を希望する方々黒川温泉周辺の自然環境の保全から活用にいたる全般に興味や関心のある方々。特に筑後川流域で河川水を活かした事業をされている団体・企業の皆様。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

黒川温泉は、自然も人も豊かになる入湯手形の取り組みで
いのち輝く未来を実現します。

SDGsとの関わり

地域に仕事を生み出したり、地方の文化や特産品を広めるような持続可能な観光業は地域の自然環境や、資源があってこそ継続が可能になります。
地域にある森林、河川や地熱などからもたらされる自然の恵みを、守り、回復させ、持続可能な形で利用できるようにしていきたいと考えます。

お問い合わせ先について
https://www.kurokawaonsen.or.jp/tegata/