地域資源を活かしたカーボンニュートラルへの挑戦

共創チャレンジ

2024.03.27

法人

チーム名BIOTEX
共創メンバー一般社団法人有明未利用熱利用促進研究会
主な活動地域日本 / 佐賀
活動テーマ地域活性化 / ものづくり、サービス / 環境、エネルギー / 農業、林業、水産業 / コミュニティ・まちづくり、住まい /

私たちの共創チャレンジ

「地域資源を活かしたサステナブルな再生可能エネルギー利用に挑戦します」
・佐賀県の代表的な産業である農業や、伝統産業である有田焼に代表される陶磁器産業はこれまで再生可能エネルギー分野での活用があまり行われてきませんでした。
導入コストに課題があった地中熱利用の問題をこれらの地域資源を活用することで解決し、地域に好循環をもたらすサステナブルな取組みを目指します。

① 農業
今まで農地を活用したソーラーシェアリングの取組みはありましたが、私たちの取組みは(農作物に影響のない範囲で)農地の地下にある熱だけを活用する日本初のグランドサーマルシェアリングの普及を目指します。

② 有田焼
有田焼は実用性と芸術性を兼ね備えた非常に魅力的な素材で、佐賀県窯業技術センターでは、「世界最高強度の磁器材料」が開発されています。
しかしながら今まで再生可能エネルギー産業と陶磁器産業はあまり接点がありませんでした。
私たちの取組みは有田焼の芸術性と新しく開発された世界最高強度という点に着目し、掘削ヘッドや効率的な放熱器の開発と普及を目指しています。

未来への宣言

取組みを進める中で農業や陶磁器産業だけでなく、より多くの地域資源を活用したサステナブルな社会の実現を目指します。

きっかけ

2008年より、京都議定書に基づく「チーム・マイナス6%」の活動に賛同し取組みを始めました。
そのような中、東日本大震災が発生し持続可能なエネルギーの必要性を痛感しました。
サステナブルなエネルギー利用を模索する中で、地域との共創が不可欠である事を実感し、より多くの地域産業との連携・共創を目指しています。

また、持続可能なまちづくりにも取り組んでいます。
① 佐賀県唐津市波戸岬での「波戸岬ビーチクリーンアップ」の清掃活動に力を入れており、海洋プラスチック問題を考えるきっかけとなるように、海岸漂着物専用ごみ箱「拾い箱」を寄贈しました。(設置第一号)
② ラムサール条約湿地に登録されている“東よか干潟”での「ACT CLEAN SAGA」での清掃活動にも毎年参加しています。
③ 地域レジリエンスを高めるために、地元自治会へ災害時に対応できる災害用トイレ等の寄贈を継続しています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法地球温暖化は世界規模の問題であり、万博に出展される国を超えた多くの方々との連携・共創を希望しています。
共創を希望する方々再生可能エネルギーに携わっている行政・企業・各種団体等

大阪・関西万博のテーマとの関わり

地球温暖化は私たちのいのちにかかわる問題です。
地球温暖化を抑制し、持続可能な未来を築くためには、再生可能エネルギーの活用や循環型経済の推進など、地球といのちを守るための取組みが不可欠です。
私たちがめざす、地域資源を活かしたカーボンニュートラルへの取組みや持続可能なまちづくりへの取組みは、その一翼を担うチャレンジであると思います。

SDGsとの関わり

私たちの事業活動の根本がSDGsにあります。
地域資源を活かしたカーボンニュートラルへの取組みや持続可能なまちづくりへの取組みがSDGsそのものだと考えています。

お問い合わせは公式WEBサイトより
https://biotex.co.jp