「地域資源を活かしたサステナブルな再生可能エネルギー利用に挑戦します」
・佐賀県の代表的な産業である農業や、伝統産業である有田焼に代表される陶磁器産業はこれまで再生可能エネルギー分野での活用があまり行われてきませんでした。
導入コストに課題があった地中熱利用の問題をこれらの地域資源を活用することで解決し、地域に好循環をもたらすサステナブルな取組みを目指します。

① 農業
今まで農地を活用したソーラーシェアリングの取組みはありましたが、私たちの取組みは(農作物に影響のない範囲で)農地の地下にある熱だけを活用する日本初のグランドサーマルシェアリングの普及を目指します。

② 有田焼
有田焼は実用性と芸術性を兼ね備えた非常に魅力的な素材で、佐賀県窯業技術センターでは、「世界最高強度の磁器材料」が開発されています。
しかしながら今まで再生可能エネルギー産業と陶磁器産業はあまり接点がありませんでした。
私たちの取組みは有田焼の芸術性と新しく開発された世界最高強度という点に着目し、掘削ヘッドや効率的な放熱器の開発と普及を目指しています。

③ 和菓子店の事業承継
さらに、私たちは創業77年の地域に根差した和菓子店を事業承継しました。
この取組みも、地元の伝統や人々の営みを未来へつなぐ、地域を守る行動のひとつと考えています。
エネルギー分野だけでなく、文化や商いといった生活の基盤を支える取り組みも通じて、地域の持続可能性を広く捉え、真のサステナブルな地域社会の実現を目指しています。

情報発信・PR: 地中熱の知名度アップなど

地球温暖化は世界規模の問題であり、万博に出展される国を超えた多くの方々との連携・共創を希望しています。

再生可能エネルギーに携わっている行政・企業・各種団体等

地球温暖化は私たちのいのちにかかわる問題です。
地球温暖化を抑制し、持続可能な未来を築くためには、再生可能エネルギーの活用や循環型経済の推進など、地球といのちを守るための取組みが不可欠です。
私たちがめざす、地域資源を活かしたカーボンニュートラルへの取組みや持続可能なまちづくりへの取組みは、その一翼を担うチャレンジであると思います。
さらに、地域の歴史ある和菓子店の承継を通して、地域の文化と経済を次世代につなぐ姿勢もまた、「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマと重なるものです。

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