私たちの共創チャレンジ
10年以上にわたる高糖度フルーツトマトの栽培および加工品の開発、販売を行ってきました。
独自の栽培方法で作られるトマトは、新たな農業の可能性と未来を創造し、日本を元気にしていきます。
●LED照明による育苗
育苗期間の約1ヶ月(種まきから定植)を、温度管理された部屋で養液とLED照明のみで栽培しています。
温度コントロールが可能であり、かつLED照明にて生長に必要な赤い光(光合成)と青い光(光合成&形態形成)を受光していますので、一年を通して天候に左右されない環境で、健全な苗を育てる事が出来ます。
またLEDは消費電力も小さく環境負荷に即した光でもあり、栽培期間も通常トマト栽培と比べて短いため減農薬を実現できています。
●水耕栽培
水の中に植物が生長するのに必要な養分を蓄える事が出来ます。
また高糖度化する為の塩ストレス(浸透圧コントロール)を、簡単な管理で実現出来る事も特徴です。
●低段密植栽培
通常の4~5倍の栽培密度で定植し第1、第2果房を収穫する方法です。
第2果房までの収穫になりますので、収穫後は片づけを行い、また新たな苗を定植する事で、周年的・安定的な栽培が可能となります。
未来への宣言
食文化でみんなが明るくなるような活動を目指します。
きっかけ
私たちは、電子部品を作っている「高槻電器工業株式会社」の社員で構成された農業グループです。
リーマン・ショック(2008年)に遡ります。当時の経済不況によりわたしたちは大きな痛手を負いました。「電子部品の他にも仕事を作らなければ」その意思のもと、自社製品「LEDライト」でトマトを育てる取組みがスタートしました。
2020年。私たち農業グループは設立12年目。数えきれないほどの失敗を繰り返した末に、納得のいく最高のトマトを作りだすことに成功しました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
多くの人は美味しいものを食べると幸福を感じることができるように、今まで食べたことのない美味しいフルーツトマトを食べることにより、感動しいろいろなことに対して少しでも前向きに考えることがでできる食文化をつくり、いのち輝く未来社会を目指したい。