課題解決を目指すテーマ重視型万博についての理解促進

共創チャレンジ

2024.03.27

法人

チーム名A:Muse Lab(大阪国際大学 五月女研究室)
共創メンバー五月女 賢司(大阪国際大学 国際教養学部 国際観光学科 准教授)
鶴原 巧翔(大阪国際大学 国際教養学部 国際観光学科 学生)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ文化・芸術(アート) / 観光、インバウンド / ダイバーシティ、インクルーシブ / 海外支援・協力、国際交流 / 人権 / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

万博に関する歴史資料の展示や万博の缶バッジ作りワークショップなどを通じて、地球規模や社会の課題解決を目指すテーマ重視型の現代万博が生まれた歴史的な背景についての理解促進に寄与することを目的としています。そのことで、多文化共生社会やSDGsの実現を模索したいと思います。

未来への宣言

国籍や民族などが異なることによる価値観の違いを乗り越え、対等な関係を築く社会を目指す多文化共生の理念や、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念を大切にします。

きっかけ

現在の万博は戦前までの万博と違って、(少なくとも理念としては)地球規模や社会の課題解決に資するようなソリューションを各国が持ち寄り、パビリオンなどで紹介し合い、語り合うことが重要になっています。未だ多くの人たちの万博に対する理解は、19世紀後半あるいは20世紀前半までの万博が持っていた性格のままで止まっているように感じているため、課題解決の目指すテーマ重視型万博についての理解促進を目的に活動しようと考えました。国内外からの大阪・関西万博会場への来場者や途上国を含む多くの参加国の関係者と交流を深めたいと思います。

取組の展開

今後展開したい地域・方法地域:
・ATC 海辺のステージ・ウミエール広場(第3回咲洲 World Healthy Festa 2024.4.13-14)
・在大阪スイス総領事館 swissnex(ハイジ展 2024.6予定)
・兵庫県立兵庫津ミュージアム(万博ひょうご展 2024.7.20-9.23)
・大阪関西国際芸術祭の会場
・対馬市(海ゴミに関する勉強会、海ゴミに関する展示・観光案内など)
・イオンモール大日(展示やワークショップなど)
・万博会期中の各国・企業パビリオン(展示解説、ワークショップなど)など

方法:
万博関連の歴史資料展示や万博の缶バッジ作りワークショップなど
共創を希望する方々博物館展示やワークショップなど関心をお持ちの方々。A:Muse Labとして示した多文化共生社会やSDGsの理念、またA:Muse Labそのものの理念に共感していただける方々。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

多文化共生社会やSDGsの理念を大切にした活動展開は、大阪・関西万博の「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマとの合致していると思います。

SDGsとの関わり

A:Muse Labとして示した多文化共生社会やSDGsの理念、またA:Muse Labそのものの理念に、上記10、11、16が合致していると考えたから。

問合せ先:

大阪国際大学 国際教養学部 国際観光学科

准教授 五月女 賢司(さおとめ・けんじ)

saotome(あっとまーく)oiu.jp

 

A:Muse Labとは?

授業の枠を超えて教員・学生が自主的に集まり、地域の文化遺産、博物館、博覧会、テーマパークなどを自分たちの足で巡るフィールドワークを通じて、さまざまな人たちと交流し、美味しいものを食し、見聞を広め、自分たちの頭で考えることで、地域課題の発見・解決の方法を共に学ぶことを目的に設立されたグループ。