公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2024.03.27
個人
STEM教育のオンライン教材を作って無償で公開する活動をしています。 STEMとは科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の頭文字で、2000年代に米国で始まった教育モデルです。 小学校の算数レベルから理工系の大学の内容まで、シームレスに繋がるような教材を作っています。 「数学が何の役に立つのかわからない」という中学・高校生は多いと思います。 でも数学は世の中の様々な場面で使われています。 小学校から大学までの一貫したSTEM教材を作ることにより、将来なりたい自分に向かって学習できるような環境を作っていきます。 大学レベルの教材を作るのは大変に思えるかも知れませんが、大学を卒業した人なら自分が大学で学んだことを教材にするのはそれほど難しくないはずです。 多くの共創メンバーに加わってもらい、少しずつ教材を増やしていけば決して荒唐無稽なチャレンジではないと思います。
現在はまだ教材は日本語のみですが、できるだけ早く多言語対応をして様々な言語に翻訳したいと思います。 世界には貧困のために学校にいけない子供たちや、文化的背景から高等教育を受けられない女性たちがいます。 インターネット環境さえあれば世界中の人たちがSTEM教育を受けられるようにしたいです。 STEMの知識があればわずかな費用でAI搭載ロボットなど様々な機器が作れるようになります。 マイコンやサーボモーターなら数百円から数千円で買えるし、3Dプリンターやレーザー加工機も2,3万円で買えます。 発展途上国を含め世界中の人々がSTEMの知識を使って今までにない新しい製品を作り、スタートアップを立ち上げられるような未来を実現したいです。
数学・物理・IT・AIなどの技術をYouTubeや技術系サイトで発信することは数年前から行っていました。 教材作成ソフトは自作し、現在も精力的に開発を続けています。 メンバーの一人は70年万博のときは小学生で吹田市に住んでいて、万博には何度も行きました。 当時の小学生の間では会場にいる外国人からサインをもらうことが流行っていて、私も多くの外国人からサインをもらいました。 万博は世界中の人々と交流できる貴重なイベントです。 TEAM EXPO パビリオンに出展して多くの人に出会いたいので、共創チャレンジに登録しました。
大阪・関西万博のサブテーマの「いのちに力を与える」の中にテーマウィークとして「学びと遊び」があります。 これのテーマ領域には生涯学習、EDTEC、遠隔教育、若者自立、教育格差、STEAMが含まれています。 無償のSTEMのオンライン教材の提供はこのテーマにちょうど合います。
国連のSDGsでは教育に関連して以下の目標を掲げています。 ・ 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。 ・ 2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。 この共創チャレンジでは小学校から大学までの一貫したSTEM教材を無料で提供することにより、質の高い教育をみんなが受けられるようにします。
みんなのSTEMというチャンネルで動画を公開しています。
リンク : みんなのSTEM
【お問い合わせ先】
メール : info@uroa.jp
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