PLUS ∞GREEN PROJECT(プラスグリーンプロジェクト)

共創チャレンジ

2021.07.01

法人

チーム名PLUS ∞GREEN PROJECT(プラスグリーンプロジェクト)
共創メンバー谷田修一 大川圭二 阿多憲明 坂本和也 和智紀美子(スタイレム瀧定大阪株式会社)
青山恭久(アースコンシャス株式会社)
特任教授 伊藤哲夫、 教授 学術博士 田中尚道(近畿大学 社会連携推進センター)
パルシェ香りの館

主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ科学技術、バイオテクノロジー / 食 / 文化・芸術(アート) / 地域活性化 / 農業、林業、水産業 / 生活用品、ファッション / コミュニティ・まちづくり、住まい / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

PLUS∞GREEN PROJECTは従来廃棄される繊維をリサイクルし、植物が育つ培地として再利用することで、サステナビリティを身近に感じるライフスタイルの実現を目指すプロジェクトです。
この繊維リサイクル培地はアースコンシャス株式会社と近畿大学が長年の研究開発を重ね、確立しました。

普段着用している衣料品などを廃棄するという概念を捨て、リサイクルして緑を増やすことで、持続可能な循環型社会の実現に貢献し、より多くの人々が環境に優しい活動を身近に感じるきっかけになればという願いを込めています。

未来への宣言

日本で1日あたりに焼却、埋め立てされる衣服の総量は1,300tと言われており、毎日廃棄される衣服を処理するためにも、環境負荷が生じており、現状を変えていく必要があります。
「ふだん着用している衣料品などを廃棄するのをやめて繊維から生まれた土として再利用して緑を増やしていく」そんな新しい習慣の普及を目指します。

きっかけ

スタイレム瀧定大阪株式会社はSDGsにむけて社会的価値の創造と経済的価値の創造の両立を目指しています。私たちが本社を構える大阪で開催される万博へ参加することで、このプロジェクトを世の中に広めていきたいと思いました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法日本発、繊維リサイクル培地を世界への発信し、廃棄繊維の回収から培地としてリサイクルし、グリーンインフラの拡充に貢献したいと思います。またスマート農業への展開や、服育への活用などみなさまと協力して様々な活用方法を模索したいと考えています。
共創を希望する方々・アパレルや繊維関連の生産者さま
・農業関係者さま
・建築設計、施工デザイン会社さま
・培地の活用に興味のあるクリエーター、デザイナーさま
・地方自治体、学校関係者さま

その他、繊維リサイクル培地に関心のあるみなさまと是非取り組みをお願いしたいと思います。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

ファッションのありかたをアップデートして次世代の環境につなげるためには残された時間は多くはありません。
衣服の生産から廃棄に至るまでの環境負荷を考慮したサステナブルな取り組みは待ったなしの状況です。
今回の大阪・関西万博のテーマと呼応して「PLUS∞GREEN PROJECT」を知っていただき、多くの関係者さまと共創することでサステナブルファッションを考えるきっかけにしたいと考えました。

SDGsとの関わり

【9産業と技術革新の基盤をつくろう】
廃棄される繊維を軽減し、リサイクルに繋げる。
そこから生まれるポリエステル培地は緑を育て、スマート農業への展開も可能になります。
さらに、エネルギーとして活用できるこの取り組みはグリーンインフラの基盤となりえると考えます。

【12つくる責任つかう責任】
ポリエステルは非常に優秀な素材です。その素材が無駄や使い捨てになっている現状が問題なのです。
無駄をなくし、きちんと回収することで有効な活用を促進し「つくる責任」を全うします。
また、このプロジェクトを通じてサステナブルファッションを身近に感じてもらい「つかう責任」への意識を促します。

【17パートナーシップで目標を達成しよう】
アースコンシャスの技術、近畿大学の専門的知識と知見、スタイレム瀧定大阪の革新力を共有して今までにない連携を生みました。
より強固なパートナーシップでこの輪を広げて行きます。

問い合わせ先:expo2025_ml@stylem.co.jp