私たちの共創チャレンジ
土木のちからで山の災害をなくしたい。
建築だけでなく土木でも木材を積極的に利用し、間伐による森林保全に役立てることができます。木材利用は地域資源・経済の循環となり里山再生にもつながります。 私たちは林業者・森林組合や部材加工業者など、川上から川下まで多くのご協力をいただきながら、木材を利用した土木工法の提案を行っています。
また、放置された山を再生することも土木のちからならではと考えます。広葉樹の深根性、直根性を生かした苗の育成と広範囲への植栽を行います。
これまで培ってきた経験、技術を生かしながら自然を支える土木プロジェクトで防災・減災の実現をめざします。
未来への宣言
木材利用の土木工法や広葉樹を中心とする自然山林の再生は管理する自治体や地域住民の方々の理解、協力が不可欠です。地域全体で森林保全による防災・減災への意識が高まり、国や自治体が主体となって土木工事が進められるようはたらきかけます。
きっかけ
30年超建設業を営んでおります。近年山林の災害が多く発生しており斜面崩壊対策工事も請け負うなか、間伐を行い森林を適正に整備することは防災・減災のためにとても重要なことであると感じます。
そこで健全な国土保全のために何ができるか。
・木材の有効利用を活発にする
・災害に強い山林の再生
・広葉樹の深根性、直根性を生かした苗の育成と広範囲への植栽による斜面防災・減災
これらは土木のちからで実現できると、多くの協力をいただきながら工法を考案し研究を重ねております。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
木材の土木工法への利用や山林の再生の取組により防災・減災や生物多様性の持続、脱炭素社会の実現に貢献し、「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」を体現します。