10代が考えるわかめプロジェクト

共創チャレンジ

2024.03.05

個人

チーム名10代が考えるわかめプロジェクトチーム
共創メンバーみう(神山まるごと高専入学予定) 他
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 食 / 地域活性化 / 海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / ものづくり、サービス / 環境、エネルギー /

私たちの共創チャレンジ

わかめが外国で外来種として問題になっていることを知っているだろうか?

実際に、アメリカ、フランス、イタリア、オーストラリア、ニュージーランドなどの国ではわかめが大量に繁殖しており、現地の在来種の生息の妨げになっている。
日本などのわかめを食べる文化がある国の人からするとわかめの存在は嬉しいことだが、先ほど挙げた国のほとんどがわかめを食べる文化がない。
そのため外来種として生えているわかめは、現時点ではほとんど活用しきれていないといえるだろう。
そのためこのプロジェクトを通してわかめの食料としての価値を上げ、外来種を減らすだけでなく、繁殖力の強いわかめは世界的に食料不足が問題となっていることについても解決につながるのではと考えた。
例えばなじみのない食べ物でも、食べてみれば意外とおいしく食べられように、わかめを食べない文化の人 に「意外とおいしい!」と思ってもら
えるように新しい食文化を伝えたい。

未来への宣言

外国で外来種となっている「わかめ」について、多くの人がおいしく食べることを通して解決に近づく。

きっかけ

わかめが生息している海を見つけ、食べたさと好奇心から中学1年生から3年にわたり祖父母の住む徳島県小松島のわかめを使用して乾燥わかめを製造。1年目はお試しということで少しだけ採って茹でてそのまま食べたが、買ったものと同じようにおいしいことから2年目はもう少し量を増やそうと考え、1年目より採る量を増やしたところ、そのまま食べるには少し量が多く困った。しかし、保存がきく乾燥わかめなら大丈夫なのでは?と思い少量作ってみたところ成功。3年目は乾燥わかめを作ろうと思い、2年目より多い量を作った。
そのような中、わかめが外国で外来種となり問題になっていることを知り解決したいと考え、外国の人でも食べやすいスイーツにしてみた。

問題は、具体的にどのようにして外来種であるわかめを現地の人に食べてもらうか。
現在でもわかめを使った和食、和菓子などはあるが、現状としてわかめが外来種として問題になっている国ではわかめを食べてもらえていないため他の方法を考える必要がある。
そこで思いついた案が、「わかめスイーツ」。わかめ×洋菓子という前代未聞でありながら、これなら外国の人にも馴染んでもらえるのではと閃いた。
その中でもまず何を作るか考えたときに、ジャムにすべきだと気が付いた。ジャムにすることで様々な洋菓子にアレンジすることができるからだ。今は試作を重ねている段階だが、ジャムを日常生活に取り入れてもらえるように取り組んでいきたい。

取組の展開

今後展開したい地域・方法わかめが外来種となり問題が発生している、アメリカ、フランス、イタリア、オーストラリア、ニュージーランドなどの国に展開。それらの国でわかめを食べることによって少しでも外来種としての問題を解決したいと思うが、まだわかめを食べる文化がないため、わかめを外国の人でも馴染みやすい「わかめスイーツ」にして食べるきっかけを持ってもらいたいと思う。具体的には、ジャム、チーズケーキ、チョコなどに入れることを思案中。
共創を希望する方々・学生がつくるプロジェクトなので10代の学生
・わかめが外来種として問題になっていることについて、少しでも解決したいと思う方
・このプロジェクトの内容を見て、参加したいと思う方

大阪・関西万博のテーマとの関わり

外来種も在来種も同じ「いのち」であるのにも関わらず、外来種ばかり邪魔者扱いされる現状は変えるべきである。そのために増えすぎた外来種の1つであるわかめを有効活用するというのがこのプロジェクト。あくまで外来種という存在がなくなることが1番だが、現状ではそれは難しいため外来種の存在をプラスに変えることで、持続可能な未来を模索する。

SDGsとの関わり

1番→海外では駆除されていたわかめを加工して販売することで、お金を得ることができる。
3番→わかめの豊富な栄養が健康に繋がる。
14番→わかめを採ることで現地の在来種の保護につながる。

連絡はInstagramのDMにお願いします。