私たちの共創チャレンジ
チーム「ブレストキャンサーEXPO」は、乳がん患者、患者会、医療関係者、医療機器関連企業などが協力し、乳がん患者が直面する不安や悩みの軽減へ向けて、情報発信を行う。それにより、乳がんの体験を超えてその向こうへ進む患者たちとそれを支える人々のよりよい未来を考える。
未来への宣言
乳がんで今が心配な人、未来が不安な人も、乳腺専門医、訪問在宅医療ドクター、看護師、訪問看護師、ピアサポーター、患者会、患者サロン、みんなで支えられるような社会を作ります。
きっかけ
乳がんにはさまざまな治療法があり、それを取り巻く状況や環境も複雑でバラエティに富んでいます。乳がんにフォーカスした講演会や展示会を開催することにより、さまざまな問題の解決に向けて考える機会を持ちたいと考え、発起人を中心に乳がん患者、医師、看護師、サポート関係者などが集まりました。
「株式会社ほほほ」は、乳がん・女性がんのケア製品を取り扱う会社として、病院や患者会に出向き活動してきました。出向いた場所で、患者さんの抱えている問題を伺う機会がありました。乳がんにはさまざまな治療法があり、それを取り巻く状況や環境も複雑でバラエティに富んでいます。乳がんにフォーカスした講演会や展示会を開催することにより、さまざまな問題の解決に向けて考える機会を持ちたいと考え、「株式会社ほほほ」が発起人となり、乳がん患者、医師、看護師、サポート関係者などが集まりました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
私たちの乳がんへの取り組みを考えた時、EXPO2025のメインテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」が、私たちの進むべき方向と一致するものであると気づきました。また、3つのサブテーマは、下記のようなカテゴリに重ね合わせることができました。
・いのちを救う →医療、看護の分野
・いのちに力を与える→在宅医療、訪問看護、緩和ケア等
・いのちをつなぐ →患者会、がんサロン、ピアサポート等
そこで、このEXPO2025のフレームワークに沿って、キックオフイベントは「ブレストキャンサーEXPO」とし、イベントのコンセプトを「Beyond Breast Cancer ショーケース」とし、テーマを「乳がんの体験を超えてその向こうへ進む患者たちとそれを支える人々の展示万博」としました。
大阪・関西万博のテーマは、未来に向けて社会をデザインするということですから、乳がん患者とその関係者による、未来への提言を考える機会にしたいと思います。