月面産業推進に向けたチャレンジ
共創チャレンジ
2024.02.15
法人
チーム名 | 月面産業ビジョン協議会Expo2025 |
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共創メンバー | 月面産業ビジョン協議会 |
現在の活動地域 国/地域 | 日本 |
活動テーマ | |
従来の宇宙開発は、政府が中心となって研究開発を進めており、ミッションの成功に向けて予算確保・スケジュール策定・プロジェクト推進がなされていました。また、政府主体の宇宙事業では、その成否やミッションの成功のためには一定の時間をかける傾向がありました。一方で、近年は月面開発において民間による活動機会が見いだされるようになり、建設・自動車・食品・保険・玩具といった様々な業種の企業がスピード感を持って月面利用の先駆者として既に研究開発や事業化活動を開始しています。またこれらの企業に続こうとする月面探査・利用に関心を有する企業や団体は我が国においても100を超えています。我が国の先駆企業およびそれに続く企業群が、来たる民間企業がサステナブルに月面開発を実施する時代が到来するためには、現時点から産業化を視野に入れた月面開拓活動を開始し、多様な企業群が参加する月面産業エコシステムを形成していくことが不可欠です。世界的に競争力のある産業基盤を我が国主体で形成し、将来の月面エコシステムを構築するため、月面産業ビジョン協議会としては、2021年に「月面産業ビジョン-Planet6.0時代に向けて-」として民間による「6つの決意」と「政府に対する7つの提言」を作成しました。これを発展させ、日本企業に留まらない共創相手と連携し、民間事業者による宇宙開発の促進を行う取組を実現させていくことを目標としています。
ネットワーク: 月面産業ビジョン協議会には、多くの業界から30を超える企業・団体・地方自治体が正会員として加盟し、加えて多数の国会議員や学識経験者等とも連携することで、40を超えるメンバーが月面での産業化に向けた検討を実施しています。多彩なネットワークを持つ団体です。
各国宇宙庁への活動周知、各国の宇宙団体との連携を検討しています。特に、米国(NASA)・欧州(ESA)・豪州(CISRO)は月面活動を積極的に推進しているため、重点的に共創推進することを検討しています。また、登壇機会が得られる各国のイベントに出展・登壇することで、政学産の国際的なネットワークを構築していくことを計画しています。なお、海外各地で開催されているイベントだけでなく、日本各地で開催予定のイベントなどにも可能な限り積極的に参加し、月面産業ビジョン協議会の活動実績等を情宣することで知名度向上を狙う取り組みを実施する予定です。
月面をビジネスや科学領域の場として活動している、または将来的に活動することを検討している企業・団体との共創を希望しています。特に以下9領域はワーキンググループを設置して具体的な事業シミュレーションなどを開始しており、更なる仲間作りのため、月面産業ビジョン協議会に賛同する企業・団体を求めています。また、本活動に賛同する各国の宇宙庁や宇宙団体との共創も積極的に実施していくことを希望しています。
【9ワーキンググループ】
地球と月の輸送、月面での建築インフラ、情報通信、資源エネルギー、月面輸送、食糧バイオ、金融保険、メディアエンタメ、観光
有史以来、人類は未踏領域の開拓により、新たな文化を獲得して生存圏・経済圏の拡大を遂げてきています。宇宙開拓は第二の大航海時代とも言われ、すでに地球近傍の宇宙空間は、現代の経済活動に欠くことのできない社会基盤として利活用が進んでいます。近い将来、月以遠への進出はさらに活性化し、その結果、月近傍を含む月面空間は、新たな宇宙エコシステム上の前線基地になると考えられます。我々人類が月面での活動を行うことは、新たな事業領域を開拓することに繋がり、月面に定住する社会に繋がると考えています。月面産業ビジョン協議会は、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を月面産業の活性化を推進することで実現していく取組を行っています。
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