私たちの共創チャレンジ
「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に向け、大阪府内にある世界かんがい施設遺産(井川水路(ゆかわすいろ)など5施設)や、なにわの伝統野菜(碓井豌豆(うすいえんどう)など21品種)で地道に紡いできた歴史を振り返り、未来に向け、農空間保全の活動団体とともに、農空間の保全活動(※)を全力で推進します。
※「農空間の保全活動」とは、農業用の水路やため池、農道、田んぼや畑の法面などの点検や維持管理のほか、ビオトープづくりや農業体験、レンゲなどの景観作物のイベントをはじめ、農空間の多面的機能の魅力を持続させる取り組みです。
未来への宣言
農空間は生産の場だけでなく、洪水や土砂崩れの災害を防いだり、多様な生き物を育んだり、心を和ませるなど、多面的な役割があります。
大阪府内の農空間には歴史的な遺産もあり、古くから地域の先人による地道で持続的な取組みにより維持されてきました。多様な主体と連携し、新しい取組みへの創造チャレンジにより、大阪府内の農空間を未来へと紡ぎます。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
大阪府内における農空間の保全活動は、担い手の不足や高齢化等により、持続することが難しくなってきています。多様な主体と連携・共創により課題の解決や取り組みを創造し、農空間の多面的な魅力を未来に紡いでいくことは、「いのち輝く未来社会のデザイン」そのものだと考えます。