「安全コミュニケーション」でVISION ZERO活動

共創チャレンジ

2024.01.24

法人

チーム名IDECウェルビーイングチーム
共創メンバーIDEC生産本部VisionZero安全推進室
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ安全・防犯、セキュリティ / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 防災・減災 / ものづくり、サービス / ダイバーシティ、インクルーシブ /

私たちの共創チャレンジ

VISION ZERO活動は働く人の「安全・健康・ウェルビーイング」を実現するために世界的に展開されているキャンペーン、実践的なアプローチです。このVISION ZEROの考え方に沿って、私たちのチームは、コミュニケーションを通じて安全衛生の向上を図り、安全文化の構築を目指します。
(1)誰でも気軽に報告できる「気付き報告」制度の推進
 職場で気付いたこと、気になったことを誰でも気軽に簡単にメモ形式で報告できる制度。一般的な提案制度と異なり改善案は任意とし報告のハードルを下げます。報告メモを受け取った上司は、受付記録、対策計画、処置結果を逐次追記し、従業員全員が見える場所に掲示します。「気付き報告」は従業員と管理者のコミュニケーションツール。管理者では発見しにくい不安全箇所を抽出するとともに、安全活動は全員が参加するという風土を形成します。
(2)クロスファンクションによる「リスクアセスメント」の実施
 異なる職場メンバーでチームを組んで、機械操作や組立作業に内在する不安全リスクを4段階で評価したのち、リスクを低減する取り組み。異なる視点で協議することによって、多面的なリスク低減策が期待出来るとともに、安全に関する参加メンバーの知見を深めることができます。
(3)安全衛生関連資料を多言語で掲示
 安全関連の資料・掲示物は、外国技能実習生も含め、従業員が日常的に使用する言語で作成・掲示し、すべての働く人に安全情報が伝達できるようにします。安全衛生委員会の議事録、避難誘導サインボートなど、日本語、英語のほかベトナム語、クメール語で作成します。
(4)来訪者への安全カードの交付
 来訪者には、手帳サイズの安全カードを配布し、構内で滞在する間は、当社の安全ルールを遵守していただくよう呼びかけるとともに、社外の人も巻き込んで安全文化の形成に努めます。

未来への宣言

安全・健康・ウェルビーイングは、人々の働きがいと社会の持続的発展につながります。

きっかけ

IDECは1945年に和泉商会として創業して以来、人と機械を繋ぐHMI(Human-Machine Interface)のリーディングカンパニーとして、時代とともに変化する顧客ニーズにお応えするため、制御技術をコアとするさまざまな製品やサービスを世に送り出してきました。また「人の命を守る」製品を開発・提供する企業として、グローバル社会での安全で快適な環境づくりのため、安全・安心を推進するだけでなく、社内外全ての人々のウェルビーイングを向上するための取り組みを推進しています。この度、その一環として私たちの生産事業所を中心に展開しているVISION ZERO活動を共創チャレンジとして実施することにいたしました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法日本全国から当社の海外拠点を礎に、世界に展開していきたい。
共創を希望する方々IDECと何らかの関わりのある全ての方(全てのステークフォルダー)、サプライチェーン

大阪・関西万博のテーマとの関わり

安全・健康・ウェルビーイングを推進するVISION ZERO活動は、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン 」そのものに通じます。

SDGsとの関わり

・「No.3 すべての人に健康と福祉を」
私たちの活動は、社員だけでなく外国人実習生、外部業者・来訪者すべてのひとに誰一人取り残すことなく、安全、健康に、活き活きと働いていただくことをモットーにしています。
・「No.8 働きがいも経済成長も」
安全に快適に仕事をすることは、生産性を高め、個人の成長と企業の成長につながります。

<VISION ZERO活動の紹介資料>

 ・VISION ZERO ホームページ : https://visionzero.global/

 ・VISION ZERO サミットJapan 2022 : https://japan.visionzerosummits.com/ja/japan-2022-jp/timetable-24a/

 

<お問い合わせ先>

 IDEC株式会社

 生産本部Vision Zero安全推進室

 中村:satoru.nakamura@idec.com

   電話:06-7668-7570