公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2021.06.01
法人
つながり・意識・情報の格差が、特に大きな人口3万人未満地域を中心に、地元の良さも学べて、全国のあしたの寺子屋コミュニティと繋がりながら世界を知ることもできる「現代版寺子屋」を日本各地に創ります。 寺子屋の運営や、寺子屋での授業には全国の企業・自治体・個人などが参加できる、「世界に開かれた寺子屋運営」の実現に向け、様々なステークホルダーの皆さんと、共創を進めていきます。
子ども達は、生まれる環境を選ぶことはできません。普通に、そのまま生きていてもきっと幸せな人生があります。でも、普通に、そのまま生きていたら知らなかった未来も、きっとあると思っています。それは誰の責任でもありません。 だから、私たちからその未来となるあしたを創っていきます。どんな地域に住んでいたとしても目の前のその子の可能性を心から信じて私たちすら想像できないような未来へ羽ばたく伴走がしたい。大人も子どもも一緒に挑戦できて失敗できる、そんな居場所をつくっていきたい。私たちは本当に良いと思える教育を、諦めません。 知らない「あした」と出会えるような、すべての子どもの今と未来をつなぐ場所になるよう、全国の様々な方々と協力していきます。
子どものためのオンライン教材が急速に発展したことで、「どこに住んでいても、自由に学べる機会が保証されるように」なりました。生まれた地域に関係なく、誰もが自分の可能性を信じ、世界に目を向け学ぶことができるようになったのです。学びの地域格差は解消された。そう、私たちは思っていました。 確かに、新しい学びの多くは、子どもたちに届き始め、確かな成果を上げています。とはいえ、それは都市部を中心にした話でした。多くの過疎地の子どもたちの学びは、依然として世界へ開かれておらず、旧来の学びから大きな変化を遂げていないのが現実です。 それもそのはず。ビジネスの視点で考えると、人口過疎地に対して拠点や人材を配置するのは非合理的です。それで、「まずは都市部から。」と始めたサービスが、結局「展開は都市部まで。」と方針転換してしまうことも少なくないわけです。この、地域間格差のラストワンマイルは、とても深く厳しいものです。 でも、私たちは、絶対に諦めません。生まれた環境に左右されることなく、本当に良いと思える教育を届けることを。この課題の解決に向けて、「劇的に新しいナニカ」を期待するのはやめました。だからもう一度、みんなで本質に向き合い、どうすればこのラストワンマイルを埋められるのか?共に学び、共に私たちなりの解を創り上げませんか。 「あした」、は今日に一番近い未来です。子どもたちがどんな世界に生まれても、自信をもって自分の未来へ羽ばたける。その一歩目、いや半歩目を、ともに踏み出す場を創り、ともに繋いでいきましょう。子どもの未来、そして教育界の未来を、今日から一緒に創っていきましょう。
「あしたの寺子屋」が目指すのは自分らしさを育む学びです。子供たち一人一人が寺子屋という居場所で自分の好きなことやワクワクすることを見つけ、周りの仲間や先輩・大人達と探求してみる、そんな子供たちによる「学び」は真の『いのち輝く未来』に繋がるでしょう。画一的に知識を身に着けるだけの従来型の教育で失われつつある、教育現場における子供たちの豊かさ、人間らしさ、生き生きとした姿を、あしたの寺子屋では取り戻すことができます。未来を創り上げる主役は子供たちです。子供たちが自分の目が輝くことを学べる第三の居場所を私たちが提供することこそが、『いのち輝く未来社会のデザイン』だと考えています。
私たちは、どこに生まれても、自分のワクワクや好きなことを追求できる生きた学びの場所をつくります。これは自分たちのめざす1つの理想を押し付けるわけではなく、各地にいる寺子屋を開きたい方々の理想を引き出し、様々なステークホルダーと手を取りながら多様な寺子屋を実現していきます。これらの取組を通して学びの地域間格差が解消され、「この町らしい、私らしい学び」がどの地域でも実現されることを目指します。
連絡先:info@ashita-terakoya.com
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