私たちの共創チャレンジ
私たちは「産業廃棄物処理をデジタルで効率化し、ムダな作業と環境負荷を減らす。」というビジョンのもと、産業廃棄物処理の業務効率化プラットホーム「DXE Station」の開発、提供を通じ、社会や環境の持続的な発展を目指しています。
会社や工場などの事業者から出されたゴミは「産業廃棄物」として、それぞれに応じた処分場やリサイクル施設へ運ばれていきます。そしてその処分の行方はすべて「誰がどこからどこまで運んだか」「具体的にどのように処分を行ったか」など、法律にのっとって厳しく管理されています。
1990年度から産業廃棄物処理の適正管理のために使用されたのは「マニフェスト」と呼ばれる紙の伝票でした。マニフェストは7~8枚つづりの複写式の紙で、それを産業廃棄物種類毎の数だけ用意しなければならないため、膨大な件数の紙が使用されることになります。
1998年には電子マニフェスト制度が作られ、電子化への移行推進が図られておりますが、すべてを電子化できたわけではなく、
いまだに事業者全体の30%ほどは紙マニフェストを使用している現状があります。
私たちは電子マニフェストの導入を推進するため、産廃事業者の方目線で使いやすいアプリを開発・提供することで、各事業者のムダのない業務連携を実現するとともに、ペーパーレス社会、環境汚染の防止を目指しています。
未来への宣言
・電子マニフェストの導入数アップにより、産廃業界で働く人の仕事を効率化します。
・紙マニフェストの使用量を減らすことで、CO2の排出量削減を推進します。
・廃棄物の処理状況を透明化することで不法投棄などの不適正処理を防ぎ、環境汚染の防止に貢献します。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
産業廃棄物処理の流れをデジタルで「見える化」することで、
資源の適正な処理をより推進し、限りある資源を大切に未来へつないでいきます。