公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.12.13
法人
匂いの記録、転送、再生により、時間と空間を超えた、匂いの転送を実現します。映像(視覚)、音声(聴覚)においてテレビやインターネットを経由したオンデマンド再生が時空を超えた空間移動を仮想的に実現してきましたが、これに匂い(嗅覚)を加えることにより、より臨場感を増した空間再生を実現します。私たちは、人間のもつ匂いセンサーである嗅覚受容体約400種類すべてを測定する技術を用いて匂いを数値化しており、現在3000種類の匂いの数値化してデータベースに格納するプロジェクトを実施中です。この成果に加えて、匂い再生機としてのディフューザー(香料噴霧器)があれば、匂いの転送が完成します。本プロジェクトではまず、無数の匂いを構成するための数十種類の要素臭香料を開発します。また、要素臭香料を搭載して、オンデマンドで無数の匂いを調香することができるディフューザーも共同で開発します。匂い空間の転送により仮想空間と広告の充実を目指します。
これまで、時空に縛られてきたヒトの生活をより自由にして、いのち輝く未来の構築に貢献します。
私たちは、匂いに対するヒトの嗅覚受容体の応答を記録、数値化する技術を用いて消臭剤、食品用香料、芳香剤を開発して、パートナー企業様と上市してきました。このにおいを生成、制御する技術と匂いの情報を体系化、データベース化することにより、リアルタイムに匂いを生成することが可能となります。
匂い空間の転送による仮想空間の充実・可能性の拡大を通じて、情報空間とリアル空間の障壁を限りなく低くすることで、多様ないのち輝く未来社会の共創に貢献します。
「香り・匂い」を時と場所を超えて転送できることは、情報空間とリアル空間を繋ぐだけでなく、香り・匂いを届けることで人類の健康に関する社会課題解決に直接/間接的に強く影響を与えることができます。そのため、SDGs第3目標を選択しました。また、このような社会課題解決は、香り・匂いという社会空間における重要な構成要素を介して、人々のパートナーシップを共創します。そのため、第17目標も選択をしました。
<お問合せ先>株式会社香味醗酵expo@komi-hakko.co.jp
本社〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀1-24-12
TAT江戸堀ビル 10階TEL:06-6443-3630 / FAX:06-6443-3632
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