非常食アレンジレシピで作る、ローリングストックを意識した“小鉢弁当”プロジェクト

共創チャレンジ

2023.12.13

法人

チーム名関大万博部/「未来の私たちへ」チーム
共創メンバー一木咲陽、坂上恭香、鳥谷ななみ、保上明希、牧野七緒
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 食 / 観光、インバウンド / 生物多様性、自然環境、生物 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

 賞味期限が迫っている非常食をそのまま食べるのではなく、ひと手間加えたアレンジ料理を創作し、見栄えや食べやすさを意識した小鉢弁当を作ります。まず非常食のイメージを一新したいと考えています。あまり美味しくないなどのイメージがある非常食ですが、現在は様々な味や商品があります。これらの認知度を高め、「防災意識の向上」と「非常食の普及」を目指したいです。

 また、同活動を通じて、「ローリングストックの認知度の向上」をおこないます。ローリングストックとは、日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法のことです。賞味期限が迫った非常食を楽しみながら消費することで、「食品ロスの削減」を実行しながら、将来の災害や食糧危機への対策や意識を高める未来を作りたいです。

未来への宣言

少しでも多くの人の「防災意識」や「食べ物への意識」が変わり、新しい発見、気づきを得ていただけるように頑張ります。またこの活動を通して、私たちメンバーの一人ひとりのスキルアップや成長に繋げたいです。

きっかけ

きっかけは関大万博部でプロジェクトを作ろうとなった際に候補に挙がった、「非常食を生かした活動」に興味を持ったことです。メンバーそれぞれで非常食に関する捉え方やイメージ、興味を持った理由は様々でしたが、全員この活動をきっかけに、自分たちの成長になればという思いから挑戦しました。そこから、非常食の普及をするためにはどんな方法で発信していくべきなのか、防災意識を高めつつ、ローリングストックなどの食料問題につなげるにはどうすればいいのかと思案した結果、アレンジレシピを用いた小鉢のお弁当を作ろうという取り組みを始めました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法この取り組みは認知してもらうこと、実際に食べてもらうことで初めてスタートします。まずは地域の人々が集まるイベントや会場で、実際に作ったお弁当や料理を食べていただきながら、取り組みを拡げていきたいです。
共創を希望する方々・地域の方々
・各イベントの主催者の方々
・所属する関西大学
・発信力があり、今後の未来を担っていく若い世代
・食品ロスやSDGsに興味があり、すでに活動されている人々やこれから始めようとされている方々
・非常食を開発、販売されているメーカーの方々
・環境に配慮された容器やスプーンなどを製造されている方々

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と私たちの活動は、「いのち」という部分で大きくつながると思います。生きるためには食べ物が必要です。その食べ物が、日本や先進国では多く廃棄される一方で、発展途上国では飢餓に苦しんでいる人々もいます。食糧の無駄をなくし、この先の未来も安心して食べ物を得られるようにするためには「食品ロス」や「ローリングストック」という意識の改革が必要です。これらの部分が、私たちの取り組みに大きくつながっていると思います。

SDGsとの関わり

私たちの取り組みは食べ物の無駄をなくし、いずれ来るとされている災害意識や食糧問題に備える狙いがあります。多くの人々に食べ物を供給し、作る人と食べる人それぞれが自分たちの行動に責任を持てるように、また多くの人々と繋がり、互いを支えられるよう取り組むためにこのゴールを選択しました。

(問合せ先)

関西大学万博推進プロジェクト事務局

TEL:06-6368-1416

MAIL:kusdgs@ml.kandai.jp