私たちの共創チャレンジ
賞味期限が迫っている非常食をそのまま食べるのではなく、ひと手間加えたアレンジ料理を創作し、見栄えや食べやすさを意識した小鉢弁当を作ります。まず非常食のイメージを一新したいと考えています。あまり美味しくないなどのイメージがある非常食ですが、現在は様々な味や商品があります。これらの認知度を高め、「防災意識の向上」と「非常食の普及」を目指したいです。
また、同活動を通じて、「ローリングストックの認知度の向上」をおこないます。ローリングストックとは、日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法のことです。賞味期限が迫った非常食を楽しみながら消費することで、「食品ロスの削減」を実行しながら、将来の災害や食糧危機への対策や意識を高める未来を作りたいです。
未来への宣言
少しでも多くの人の「防災意識」や「食べ物への意識」が変わり、新しい発見、気づきを得ていただけるように頑張ります。またこの活動を通して、私たちメンバーの一人ひとりのスキルアップや成長に繋げたいです。
きっかけ
きっかけは関大万博部でプロジェクトを作ろうとなった際に候補に挙がった、「非常食を生かした活動」に興味を持ったことです。メンバーそれぞれで非常食に関する捉え方やイメージ、興味を持った理由は様々でしたが、全員この活動をきっかけに、自分たちの成長になればという思いから挑戦しました。そこから、非常食の普及をするためにはどんな方法で発信していくべきなのか、防災意識を高めつつ、ローリングストックなどの食料問題につなげるにはどうすればいいのかと思案した結果、アレンジレシピを用いた小鉢のお弁当を作ろうという取り組みを始めました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と私たちの活動は、「いのち」という部分で大きくつながると思います。生きるためには食べ物が必要です。その食べ物が、日本や先進国では多く廃棄される一方で、発展途上国では飢餓に苦しんでいる人々もいます。食糧の無駄をなくし、この先の未来も安心して食べ物を得られるようにするためには「食品ロス」や「ローリングストック」という意識の改革が必要です。これらの部分が、私たちの取り組みに大きくつながっていると思います。