私たちの共創チャレンジ
大阪モード学園では、現在、株式会社ウィファブリックが運営するサスティナブルアウトレットモールSMASELL(スマセル)との産学連携プロジェクトとして1点モノの新たな商品を生み出すアップサイクルプロジェクトを実施しています。
学生たちがファッション業界で起きている「衣料品廃棄問題」に触れ、課題解決を考えることを目的に、廃棄問題に関する講義を実施。CSR活動ビジョンのひとつに「ファッションロスのない世界」を掲げる株式会社アダストリアより提供されたサンプル品を使用し、リメイク商品を製作。学生自らの手で洋服に新しい付加価値をつけ、SMASELL(スマセル)への出品を予定しています。
この取り組みのように、未来のファッション業界を担う学生たちが「衣料品廃棄問題」を自分ごととして学び、日々の学びで身につけた知識や技術を活かすことによってその課題解決の可能性を体感する機会を、様々な方と連携しながら創出していきたいと思います。
未来への宣言
大量生産・大量消費の産業構造が生み出した社会問題に向き合い、次世代のクリエイティビティによる問題解決の可能性にチャレンジすることで持続可能な社会の実現を目指します。
きっかけ
サスティナビリティの必要性がクローズアップされる中、世代を超えてその考えや取り組みを継続させる必要があると考えています。次世代を担う学生たちにとって、これまでは座学として社会問題を学ぶ機会はあったものの、その解決に向けた具体的なアクションを体験する機会があまりありませんでした。デジタル化の流れが加速する中、インターネット上のリアルなサービスを通じてビジネスという視点でこれらの解決に向けたプロジェクトに取り組むことで、社会問題を自分ごととして捉え、実践的なビジネスを学びながら、未来に向けた社会問題の解決のきっかけを作りたいとの思いからこのチャレンジをスタートしました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
次世代を担う学生たちとともに社会問題の解決に向けたアクションを推進することで、大阪・関西万博が掲げる「いのち輝く未来社会のデザイン」の一助を担うあり方の提案を発信していきたいと考えています。