・摂津市は大阪府北部の小さなまちですが、市域の半分以上を占める準工業地域に多くのものづくり企業が集積しています。市内ものづくり企業は長年大手の下請けで培った高い技術力を持つ「匠」企業が多く、市内中小企業が自社の強みを活かして製造した商品や技術を「摂津優品」「摂津優技」として認定しＰＲをしています。技術力・商品力だけでなく地域性や環境、健康・福祉、ＳＤＧｓなどに商品を通じて、貢献することで、社会課題の解決や豊かな地域社会と地域に必要とされる企業として持続可能な地域社会を目指しています。
・自社の強みを活かした新商品・新サービスの開発や販路開拓を摂津ビジネスサポートセンターと連携して取り組みしています。摂津市内企業が開発した新たな商品を全国へ発信することで、未来に夢や希望を持って経営できる地域社会の実現にむけて取り組んでいきます。

・ものづくり企業の商品・サービスを通じて様々な人の生活や社会を豊かにしていることや地域社会の活性化につながることを知ってもらうことで、中小ものづくり企業に対して良いイメージを持ってもらい、地域社会の必要性を感じてもらう。
・摂津市内企業が開発した新たな商品でものづくりのまち「摂津」のチカラで未来を創造していきたい。
・大阪・関西万博への参画を通して、ＳＤＧｓやいのち輝く未来社会のデザインの実現を目指した取り組みをしていきたい。

・中小ものづくり企業は大手企業の海外の工場進出などグローバル化や経営者の高齢化により、大半の事業者は品質、単価、納期など厳しい競争と人件費増や設備投資コストを抱えながらの人材確保、後継者の育成など様々な課題に直面していて、新型コロナウイルス感染症や円安による物価上昇の影響で事業継続に向けた事業再構築や新事業展開が求められており、自社の強みを活かしたお客様目線での新たな商品・サービスの開発、ＤＸを活用した生産性向上や販路開拓など持続的な経営を行っていくうえで大きな課題となっています。平成２９年に摂津市と連携して中小企業応援プロジェクト！摂津ブランド認定事業「摂津優品」を開始、令和３年に摂津ビジネスサポートセンターを開設し、市内中小企業の様々な相談に対応して伴走型支援を行っています。令和４年には優れた技術を認定する「摂津優技」を認定スタートし、摂津市内のものづくり技術や製品を広くＰＲしています。令和５年に摂津市キャリア教育応援企業等登録制度も創設され、企業と市内小中学校の連携促進や市内企業の様々な新商品を共同でＭａｋｕａｋｅのクラウドファンディングでスタートさせる事業にも取り組んでおり、ものづくりで地域課題の解決や豊かな未来社会の創造を目指し、子どもたちが未来に夢や希望を持って暮らせる地域社会の実現に向けて取り組んで参ります。

地域のものづくり企業の新たなアイデアが人々の未来を豊かにしてくれることでテーマであるいのち輝く未来社会のデザインに貢献していきたい。