2013年から毎年3月21日を中心とした会期でワールド・ウッド・デイというイベントを世界各地で開催しております。
このイベントは世界各国から多くの専門家や職人や芸術家が集まり、木材と持続可能な未来を促進する文化的なプレゼンテーションを多数展開するフェスティバルで、ご家族連れでもお楽しみ頂ける木の文化の祭典です。2025年は日本での開催予定で、分散した会期で多くの方に木の良さを広めていきたいと思っています。

世界は今、大きな変革とイノベーションの時代を迎えています。循環型社会と持続可能な開発を実現するために、自然・環境・エネルギー・建物・芸術・生活スタイル・信仰などの発展に深く関わっている「木の文化」を後世に継承していく必要があります。そこで、世界に冠たる日本の「木の文化立国」として、日本の「木の文化」の継承や普及に貢献し、さらに国連のSDGｓの一翼を担い、世界の「木の文化」推進をリードしていきたいと思います。

日本でのウッドデイは2020年に予定されていましたが、パンデミックの影響で対面イベントは中止となり、蔵書票コンテストなどをオンラインで実施しました。改めて2025年に日本での開催に向け、準備を進めています。

大阪・関西万博の理念の冒頭にある「私たちのいのちは、この世界の宇宙・海洋・大地という器に支えられ、互いに繋がりあって成り立っている。」に強く共感しました。木の文化を広める活動を行う私たちにとって大きな存在だと感じました。