公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.11.15
法人
若者が主体となって環境問題に取り組むプロジェクト、それがBlue Earth Projectです。 環境問題を含む社会問題の解決にむけて、国連はSDGsの達成目標年を2030年とし、日本政府は脱炭素社会実現の目標を2050年にしています。そして、現在の高校生は、2030年には若い世代のリーダーとなる存在であり、2050年には責任ある社会人の中核となっていく存在です。しかし、環境問題の解決において重要な役割を担う高校生たちの問題意識や知識は十分であるとは言えません。 NPO法人Blue Earth Projectは、そんな次世代を担う高校生(一部中学生)と共に環境問題に取り組む大学生の団体です。主に「Blue Earth塾※」という様々な環境問題を「知って」「考えて」もらうワークショップを実施し、その後、高校生が考えた、同世代や街中の多くの人々に向けたエコイベントやキャンペーンの「アクション」案の企画や実施をサポートしています。教師や親などとのタテの関係ではなく、高校生と大学生というナナメの関係であることで、より近い距離で、一見堅苦しい「環境問題」に楽しみながら取り組むことができます。 ※Blue Earth塾は、これまでNPO法人Blue Earth Projectが全国の中高生を対象に過去100校・2000人以上に実施してきたエコ啓発ワークショップです。
2030年や2050年の未来社会は、未来の責任ある社会人になる現在の高校生(中学生)がデザインします。そして、NPO法人Blue Earth Projectは、環境教育を通じて、より良い未来をつくれるよう次世代を担う若者をサポートします。 (高校生が参加するBlue Earth Projectでは、「女子高生が社会を変える」、NPO法人Blue Earth Projectでは「明日も青い地球で逢いたい」をスローガンに活動しています。)
Blue Earth Projectは、阪神淡路大震災時のボランティア活動を通じた一教員の「高校生も社会の立派な一員である」という気づきから、神戸の松蔭高等学校で始まりました。2006年からは省庁、自治体、企業、飲食店、商業施設、メディア等の協力も引き出しながら、高校生自らが街中で大きなエコイベントやキャンペーンを実施して様々な環境問題について発信してきました。現在では、北海道や東京などに広がり、合わせて200名以上の高校生が活動しています。 そして、2011年に「大学生になってもBlue Earth Projectとして活動を続けたい」という学生達によってNPO法人Blue Earth Projectが設立されました。 NPO法人Blue Earth Projectは、高校時代にBlue Earth Projectに参加した後、大学生になっても活動を継続しているメンバーで構成されており、現在は約50名のメンバーが在籍しています。活動内容は、全国の高校に出向いて行う環境問題を扱ったワークショップ「Blue Earth塾」をはじめ、エコイベントの実施、SNSでの積極的発信、省庁・自治体(東京都、神奈川県、札幌市、神戸市、福岡市等)・企業との連携等、幅広く環境啓発を行っています。
Blue Earth Projectは、2030年や2050年の社会を担う次世代の高校生に地球社会の輝く未来を自らデザインしてもらえるように取り組んでいる活動です。また、若者らしい新しい視点を生かして、誰もが取り組みたくなるようなスマートな解決エコアクションを提案しています。これらの点から、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に貢献します。また、次世代を担う若者を育成することは、SDGsの達成への1歩につながります。
2030年や2050年の社会を担う若者たちに、環境問題について「知り」、「考え」、「行動」にうつしてもらうきっかけをつくるために、Blue Earth Projectは活動しています。高校生と大学生が手を取り合い、若者が主体となって社会課題を解決する過程で、社会との様々な繋がりを創出し、輝く未来に向けて新たな価値を生み出します。
NPO法人Blue Earth Project代表理事:谷口
E-mail:2025bepbep@gmail.com
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