私たちの共創チャレンジ
学校の制服・体操服は、その時代によって求められる価値や役割もさまざまに変化しています。
菅公学生服株式会社(カンコー学生服)は、創業から170年。スクールユニフォーム業界のリーディングカンパニーとして、日本全国の学校15,000校以上に納入実績があり、自社・国内工場で年間約600万枚を生産しています。
自社工場では、自動マーキングシステムを用いて生地にムダが出ないように設計図をつくり、制服・体操服を縫製することで、資材廃棄の低減に取り組んでいます。
しかし、製造過程でどうしても残ってしまう余り生地があります。
今回はその制服の余り生地を使って、オリジナルグッズ「お花」を作る教材(余り生地と作り方説明書)を学校に提供し、制服の余り生地をアップサイクル!学校にエコフラワーを咲せるプロジェクトにチャレンジします。
子どもたちに身近な制服・体操服を題材にして、地球環境のためにできることについて考える機会をつくり、未来を生きる子どもの学びを支援します。
未来への宣言
子どもたちにとって身近な「制服」という題材をテーマに、学校教育に活用できる「ものづくりエコ体験教室」学習教材を学校に提供し、子どもの学びの支援と、学校の教育環境の課題にアプローチします。
そして同時に、菅公学生服株式会社で廃棄される資材生地のアップサイクルを行います。
きっかけ
菅公学生服株式会社では、1996年にカンコーエコスクールプロジェクトを立ち上げ、日本で最初に再生ペットボトルの学校制服を製造・納品し、環境保全のために制服のリサイクルや校庭植樹活動など行っていきました。
一方で、制服の製造過程でどうしても余って捨ててしまう生地が毎年出てしまうため、この制服の余り生地を広く有効活用して、子どもの学びの機会の創出を目指し、共創チャレンジにエントリーしました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
日本の学校の制服は、世界的にも人気のファッションスタイルとして注目されています。
そして、制服は入学から卒業まで長い時間を着用され、子どもたちにとって最も身近なサスティナブル教材です。近年の制服は、ダイバーシティ&インクルージョンに基づき、一人ひとりが自分らしく、ありのままでいられるように進化しています。
その制服を題材にSDGsについて考えを深めて取り組むことで、子どもたちに「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマを深めることに貢献します。
【お問い合わせ先】
菅公学生服株式会社
マーケティング室 担当:松本
email: info@kanko-gakuseifuku.co.jp
URL: https://kanko-gakuseifuku.co.jp