津軽海峡圏Well-being博

共創チャレンジ

2023.09.22

法人

チーム名チーム津軽海峡圏Well-being博
共創メンバー一般社団法人かなぎ元気村
株式会社ブルーモリス
主な活動地域日本 / 青森
活動テーマ健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 食 / エンターテイメント / 観光、インバウンド / 地域活性化 / 海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 環境、エネルギー /

私たちの共創チャレンジ

ウェルネスプログラムの体験見本市「津軽海峡圏ウェルネス博」を4回続けてきたが、このシリーズで続けてきたウェルネス博の考え方を2024年にさらに進化させたカタチで「津軽海峡圏Well-Being博」として開催を目指している。そして、その後もさらに参加エリア・団体・事業者を拡大して展開していきたいと考えている。
青森県が47都道府県で平均寿命が最下位という短命県を返上するために、そして、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産になったものの、コロナ禍の影響もあり、地域住民、そして世界へその魅力が発信できなかったこともあり、津軽海峡圏は地域の価値を喪失しつつある。そこで、今まで続けてきたウェルネスプログラムの体験見本市をさらに進化させて、縄文から受け継ぐ地域資源を活用したWell-Beingなエクスペリエンスを提供し、津軽海峡圏Well-Being博を通じて、その価値を伝えていくことで、地域住民はもとより、訪れた世界の人々をWell-Beingに導いていくことのできる持続可能な津軽海峡圏(青森県、北海道道南エリア)を創出していきたいと考えている

未来への宣言

縄文時代から、津軽海峡を挟んでつながっていた青森県と北海道道南エリア。津軽海峡交流圏は、縄文時代から続く歴史の中で、自然と共存しながら、独自の文化の形成してきた。ウェルネス&サステナブルと謳われる縄文時代の暮らしぶりを今に蘇らせ、その時代から現代までこの地の受け継がれてきた叡智が、気候変動をはじめとする様々な現代の課題を解決し、Well-Beingへ導くことを実証し、次の時代へ伝えていきたい。
このエリアの持つDNAを掘り起こし、Well-Beingにつながるエクスペリエンスとして生み出し、各フィールドで実践していくことで、津軽海峡圏の価値を再認識し、まずは津軽海峡交流圏の圏民が健康・幸福となり、その園域に交流客が訪れるというしくみを創造していきたい。
そのエクスペリエンスを提供できるフィールドである津軽海峡圏を次世代へも紡いでいき、独自のWell-Beingな津軽海峡交流圏を確立していく。

きっかけ

青森県は、平成28年3月26日の北海道新幹線新青森・新函館北斗間開業を契機に、青森県と北海道 道南地域との交流人口の拡大と滞留時間の質的・量的拡大及び本県と道南地域との経済、観光、教育等 の交流促進を図るため、青森県と道南地域を一つのエリアとした「津軽海峡交流圏」を形成していくこととした。 この推進に当たり、エンジン役となる「津軽海峡交流圏ラムダ作戦会議」(通称「ラムダ会議」)を設置。
ラムダ会議では、招集された委員が、必要に応じてチームを設置し、①「津軽海峡交流圏」形成に向けた具体的な仕掛け・プロジェクトの創出 ②「津軽海峡交流圏」のイメージの確立に向けた仕掛け・プロジェクトの創出等を実施してきた。その一つで、今回チーム津軽海峡圏Well-being博を編成したメンバーが、短命県NO1である青森県であることを鑑み、ヘルスツーリズムによるヘルスケアビジネスの創出及び観光による交流人口の拡大を目指し、津軽海峡圏のウェルネスプログラムを集めたエクスペリエンス見本市「津軽海峡圏ウェルネス博」を2回、そして2021(令和3)年7月27日に北海道・北東北縄文遺跡群の世界文化遺産登録を機会とし「津軽海峡圏縄文ウェルネス博」を2回と県の支援を受け、自らが汗を描きながら展開。このシリーズで続けてきたウェルネス博の考え方や圏域の魅力を、2025年の大阪・関西万博の機会に共創チャレンジを通じて世界に発信し、第5回目に向けて、一緒に取り組むメンバーを募りながら、進化させた「津軽海峡圏Well-Being博」を2024年にスタートし、その準備年として今年、津軽海峡圏民にシンポジウム&エクスカーションを通じて地域資源がWel-Beingにつながる価値があることをアピールする機会とし、来年に向けた「津軽海峡圏Well-Being博」の基盤づくりを行っていき、さらには、博を実施した後も継続してWell-Beingへ導くエクスペリエンスの提供できる、持続可能なWell-Beingを実現する地域づくりを目指していきたい。。

取組の展開

今後展開したい地域・方法縄文遺跡群が世界文化遺産に登録されたことを契機に、津軽海峡交流圏を活性化する機会と捉え、縄文×ウェルネスをテーマにWell-Beingを具現化することを目指し、縄文文化が息づく地域と連携していきたいと考えている。道南、青森県はもとより、将来的には縄文つながりとなる秋田、岩手との連携も視野に入れていきたい。
短期的には、まずは短命県返上を掲げる青森県の市町村を中心に道南のウェルネスプログラムを展開している地域と連携していきたいと考えている。
〇青森県弘前市/大鰐町/西目屋村/深浦町/つがる市/今別町/中泊町/十和田市/三沢市/むつ市
〇北海道函館市/江差町/ 
共創を希望する方々〇上記展開していきたい地域で地域資源を紡ぎ物語性のあるWell-Beingを実現するエクスペリエンスを提供している体験事業者
〇上記展開していきたい地域でWell-Beingをテーマに観光地域づくりを推進していきたいと考えている観光事業者・交通事業者・飲食店など
〇上記展開していきたい地域でWell-Beingなまちづくりを推進していきたいと考える事業者・個人
〇上記展開していきたい地域でWell-Beingなエクスペリエンスを楽しみながら、この取り組みを支援してきたい個人
〇健康経営を実現しようとしている企業 など

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマで、人間一人一人が、自らの望む生き方を考え、持続可能な社会を、国際社会と共創し推し進めていこうということが目的である。青森県、道南という広いエリアで持続可能な社会の実現と一人一人の幸福を、12000年続いた縄文の暮らしに関わる体験や地域の今の地域資源を活用したウェルネス体験から感じていく津軽海峡圏Well-being博シンポジウム&エクスカーションを通じて考え、探していく機会とし、大阪・関西万博までに、縄文から今に息づく地域資源を活用し、エクスペリエンスの磨き上げを行った『津軽海峡圏Well-Being博』を実現し、大阪・関西万博でも披露できる位置づけで展開していきたい。
〇2025年大阪・関西万博のTEAM EXPO 2025の参加型プログラムとして参画していくことで、世界に向けた情報発信とする
〇世界文化遺産北海道・北東北の縄文遺跡群が未来社会に向けたヒントをくれる遺産ということを再認識していただく機会として大阪・関西万博での披露をめざす
〇津軽海峡圏がWell-being、ウェルネスに再度、関心を高め、健康に暮らす未来社会に必要な考え方を享受し、それを「TEAM EXPO 2025」でも発信していく

SDGsとの関わり

青森県の短命県返上!からはじまった取り組みということもあり「すべての人に健康と福祉を」提供していくことで「Well-Being」を実感していただけるプロジェクトとしていきたい
参加するひとりひとりに健康・幸福になるための気づきが生まれていく、そんな津軽海峡交流圏となり、この交流圏にイキイキとした住み続けることのできるマチ・ムラが存在していくことを目指していきたいと考えている。
そして、それを具現化していくために、パートナーシップでさまざまな人とのつながりや支援の中で、目標を達成していきたい。このプジェクトの取り組みが連携していくことで、さらには世界でも展開されていく、大きなうねりを創出していきたい

2024津軽海峡圏Well-being博シンポジウム&エクスカーション

2023年10月、来年度「津軽海峡圏Well-Being博」を実現するプレイベントとしてシンポジウム&エクスカー ションを実施します。今年度から大阪・関西万博の共創チャレンジに参加することで、 世界に向けて情報発信をし、仲間を集い、Well-being な時代であったといわれる縄文から今につながる津軽海峡圏の暮らし・文化を経験することで一人一人がWell-Beingに導かれていくことを提言し、その後も「博」を続けていきながら、持続可能なWell-Beingな地域づくりを具現化していきます。

■実施時期:20231013日(金)~14日(土)

13日(金)18:30~シンポジウム

14日(土)9:30~エクスカーション(2つのエクスペリエンス)

■実施場所:

〇シンポジウム:あおもりスタートアップセンター

〇エクスカーション:奥津軽及び浅虫エリア

■対象:

〇次の時代を担う30代から40代の津軽海峡交流圏の圏民

〇健康経営を目指す圏域の企業担当者等

■参加者数:シンポジウム80名 エクスカーション(各プログラム)15名程度

■実施内容:

〇スペシャルトーク「Well-Beingを求めて、素晴らしきかな冒険の旅」冒険家 風間深志氏

〇シンポジウム「津軽海峡交流圏のWell-beingエクスペリエンスの価値を考える」

〇エクスカーション:

「縄文息吹を感じる眺望山ウォークとウェルネスランチ」

「浅虫温泉海山クア(健康)の道ドイツ式健康ウォーキング」

【主催】2024津軽海峡圏Well-being博シンポジウム&エクスカーション実行委員会

問い合わせ:事務局:一般社団法人浅虫温泉観光協会 担当:小形 TEL017-752-3250

 

一般社団法人 かなぎ元気村  チーム津軽海峡圏Well-Being博事務局 担当木谷
TEL:0173-52-2882

Mail: okutsugaru-trail@kanagi-gc.net